展示会の度、大きな話題となるBlackmagicdesign。今回最も大きな話題としてFairlightを先に特集いたしましたが、それ以外にも話題の新製品が盛り沢山の内容となっていました。
UltraStudio HD Mini
最もHOTなプロダクトとしてはThunderbolt搭載のコンピューターに対応した高品質なキャプチャー・再生ソリューション、UltraStudio HD Miniが上げられるだろう。UltraStudio HD Miniは、1080p60および2K DCIまでのビデオフォーマットに対応し、SDI、HDMI、アナログビデオ接続を搭載。DaVinci Resolve、Final Cut Pro、Avid Media Composer、Adobe Creative Suiteなどのソフトウェアで使用できる。
また、Thunderbolt 3に対応しているので、驚異的な40Gb/sの性能で完全な非圧縮ビデオのキャプチャー・再生を可能としている。本モデルの本来の外見としてはフロントパネルにはほぼ何もない状態だが、Teranex Mini Smart Panelを装着することで、簡易的にスイッチングしたり、映像を確認したりできる様になる。1Uラックの1/3の幅しかないコンパクトな製品であるものの、非常にパワフルで活躍の場の多いプロダクトなのではないだろうか。
ATEM Television Studio Pro HD
比較的新しいプロダクトとして、これまで販売していたATEM Television Studioがバージョンアップし、さらに使いやすく機能満載で登場!大きな違いとしては、これまではコントロール用のMAC/PCが必要であったところ、それらの機能のほとんどと他のモデル同様の小型のモニタがフロントパネルに凝縮・配置された為、本体のみでスイッチング等に対応できる様になりました。また1ME等の上位機種にのみ搭載されていたDVEが追加され、ピクチャー・イン・ピクチャーも可能となりました。
写真はATEM Television Studio上位モデルであるATEM Television Studio Pro HDであり、こちらはATEM Television Studio HDの機能の全てをプロ仕様のハードウェア・コントロールパネルと完全に一体化させた製品の為、大規模で複雑なライブプロダクションでもスピーディな作業が可能となっている。インターフェイスとハードウェア・コントロールとが一体となった本モデルは可搬性もよく取り回しも楽な為、あまりスペースの取れない場所や、会議室でのセミナー配信等において本領を発揮する製品であると思われる。
DaVinci Resolve Mini Panel / DaVinci Resolve Micro Panel
DaVinci Resolve Studioの価格改定により利用者が増えることが想定されるが、その中には編集はハードウェア・コントロールに慣れ親しんでいる人も多いのではないだろうか。ソフトウェア上でも調整は可能であるが、ハードウェアがあることで直感的に対応できたり、制作時間の短縮につながる為、できれば手元に置いておきたいものである。Blackmagicにも、多種多様な機能が凝縮されたコントローラ・DaVinci Resolve Advanced Panelがあるが、サイズが大きく大変高価なものである。小柄なコントローラーはあまりなかったのだが、価格改定前に既にラインナップに追加されていた。それがDaVinci Resolve Mini Panel / DaVinci Resolve Micro Panelである。
DaVinci Resolve Micro Panelは重要なプライマリーカラーコレクションのツールすべてにアクセス可能な12個の精密機械加工のコントロールノブを搭載。LogとOffsetの切り替えを行うキーやLogとOffsetの切り替えを行うキー等、グレーディング作業を中心としたレイアウトとなっている。ポータブルなパネルを必要とする個人エディターやカラリストに最適な製品とのこと。
DaVinci Resolve Mini PanelはMicro Panelの機能にツールの切り替え、カラーコレクターの追加、ノードツリーのナビゲーションを行う様々なボタンも装備。LCDスクリーンでは、選択しているツールのメニュー、コントロール、パラメーター設定が表示される様になっている。専用のアクセスボタンを使えば、特定のDaVinci機能のメニューにも直接アクセス可能とのこと。こちらは頻繁に編集とカラーグレーディング作業の両方を行うエディターやカラリストに最適な製品であるとのことである。
シューティングスペースも備えたブースはとても広く、多くの製品が展示されていたが、HyperDeck Studio Miniを18台収めたラックの展示や、コンパクトながらもスーパー16mmセンサーを積んだBlackmagic Micro Cinema Cameraを10台使用したVR機材等、最新の技術にも積極的に対応していこうとするBlackmagicdesign社の展示に、来場者は心を躍らせていた。
Writer : Tosihma
記事内に掲載されている価格は 2017年4月28日 時点での価格となります。
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