タイムラプス用の治具を製品としてラインアップするNew ZealandのメーカーSyrp。タイムラプス撮影の際に、パンニングをしたり、画面に動きを付けたい!!と言ったときに大活躍する製品群。1軸の製品から、2軸+スライダーまで幅広いラインナップを持ちます。NAB 2017ではフラッグシップ機Gemieがバージョンアップ。4K/8Kといった高解像度でのNeture系の撮影などでタイムラプスの有効性が再確認されている今、注目度の高いメーカーです。
こちらが、新製品となるGenie 2。2軸+スライダーコントロールが一体となった製品。使い方は従来製品と同じ。PC/iOSなどから移動速度、動作角度などを設定し、更にラプスのシャッタータイミングをプリセットします。シャッターコントロールもGenieに載せたカメラとGenieを接続し、Genieが制御します。Genie 2ではBluetooth接続も可能となったということで、更に運用の柔軟性が向上。また、これまでは1軸+スライダーコントロールだったものを、1台で2軸制御が可能と、かなりのブラッシュアップが行われています。
更に、Genie2はこのように上下分割が可能。スライダー部分と2軸コントロール部分がワンタッチで分離します。それぞれにバッテリーが入っていますが、互換性を持たせているという気の利いた仕様。
このように専用のアダプターを付けた雲台を利用することで、スライダーコントロールのみを行うこともできます。
もう一つの新製品がこちら。カメラではなく被写体の方を動かすという製品。他の製品と同様に、カメラコントロールも行なってくれるので、台が回転して自動でシャッターが切れるという製品。様々な映像表現にチャレンジ出来る面白い製品ですね。といっても新製品は1軸のGenie miniに載せる専用プレートの部分。発送の転換で生まれた製品です。
他にも、MagicCarpetというスライダー用のレールにカーボン製が登場。こちらの写真のように連結も可能となっています。これ以外にも大型の太いパイプを使ったレールなどが展開されています。
他にも、提案を含んだ面白い展示が行われていましたので御覧ください。また、同社のHPには息を飲むほど美しいタイムラプス動画が掲載されています。これを見るとGenieが欲しくなること間違いありません!是非とも御覧ください!!
Writer : Yosuke
記事内に掲載されている価格は 2017年4月28日 時点での価格となります。
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