超高速NASを展開するGB labsの副社長Benさんにお話を伺うことが出来ました。NAb 2017での新製品は3つ。一つ目は、元々高速なSPACEを更にチューニングを進めた新しいSSDモデル。
こちらの右上の製品がそのSSDモデルその名もSPACE SSD。Tire1の更に上のTire0にカテゴライズされるこの製品。スペックは最大30,000MB/s!!!この2Uの1筐体でなんとここまでの高速性を実現しています。バックボーンは100GbEが推奨されるということ。100GbEの帯域を医大で使い切ってしまうこのサーバー。まさにモンスターマシン。
もう一つが、GB labsがOSからカスタマイズしたエントリークラスのLTO。LTOと言うと、煩雑なアプリケーションによる操作など、手軽に使うには敷居の高い製品ですが、このEasyLTOと呼ばれる製品は、ご覧のようなWeb Gui上でデータの出し入れが可能となります。
こちらはArchiveの画面ですが、チュートリアル形式で誰でもすぐに使えるように工夫がされています。また、接続は10GbEということで、ネットワーク上にNASのようにLTOを接続してWeb Browserからの操作が出来るという非常に手軽な設計。
Archiveだけではなく、バックアップ、リカバリーも可能ということでかなり使い勝手の良い製品。更にChach-Aとの高い互換性が有り、以前のChach-Aのリストファイルをそのまま読み込んで同じように使い続けることが出来るということです。
そして、Core OS 3.5のリリース。速度の向上、安定度の向上などが図られた最新のOSです。しかし、Core OS 3.5に関しての紹介は実はほとんどなく、次にリリースを予定しているCore OS 4の話に。なんと、Core OS 4にはAI機能が搭載されるということ。ユーザーのプライオリティー、ファイルのプライオリティーを自動認識して、最適化することで更なる高速なファイルの読み書きを実現するということ。ハードウェア的なアクセラレートではなく、ソフトウェア的に極限までアクセラレートを実現するこのAI機能は他社の追従を許さず、GAME CHANGERになる機能だ!!!と力強く話をしていました。もちろん開発中なのでその実力を試すことはできませんでしたが、期待できると思います!
Writer. Yosuke
GBlab
shttp://www.gblabs.com/
記事内に掲載されている価格は 2017年4月26日 時点での価格となります。
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