コンパクトな筐体でセミモジュラーを実現したDOEPFERの看板製品Dark EnergyのVer.3が登場!DOEPFERのノンモジュラーユーザーにはMS-404が大人気でしたが、そこからDOEPFERの知名度と人気を一気に推し進めたDark Energyは、業界全体のゲームチェンジャーと言える存在。
細かい変更点が色々ありますが、主なのはVCO/LFO/ENGですね。VCOはIIではノコギリ波、クリッピング上昇ノコギリ波、パルスウィズ可変のパルス波でしたが、IIIになって三角波が追加され、周波数レンジも10オクターブまで拡張されました。またDark Energyは内部シグナルパスがフルアナログなので電源ONからチューニングの安定まで20~30分程度かかっていましたが、IIIになって待機時間がなくなりました。これはライブの時に良いですね。
さらにLFOはリセットが追加され、外部入力で任意にリセットできるようになりました。
代わりにデフォルト状態でのOUTPUT端子が減っていますが、内部構造がDIYしやすいように調整されており、下記パラメータは改造すれば単体で出力できる様になるそうです。ADSRとLFO1の出力はこちらに回ったんですね。
(e.g. VCO outputs
triangle, sawtooth, rectangle, hardsync, softsync, linear FM, VCF outputs L/H/B, ADSR output and
A/D/S/R CV inputs, LFO outputs triangle and square)
Writer.Shibuya
DOEPFER
http://www.doepfer.de/home_e.html
記事内に掲載されている価格は 2018年1月29日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ