Waldorf新製品はストリングスキーボードSTVC!
同社のStreichfettの49鍵キーボードバージョンにして新たなにヴォコーダーやディスプレイなどの新機能を搭載しています。
ストリングスセクションはもちろんサンプリングではなく70年代の伝統的なストリングスマシンと同じようにオシレーターバンク、オクターブディバイダー、イコライザーによって音を作ります。ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、ブラス、オルガン、クワイアなどリッチでクリーミーな音を生成できます。
そして新機能のヴォコーダーです。関係ないですがRoland VP-03などヴォコーダーってなぜストリングス音源とセットになってる場合が多いですよね。おそらく先ほどのストリングスセクションのオシレーターを外部入力音声にして、イコライザーをフィルターバンクに置き換えるとヴォコーダーになるからでしょうかね。このSTVCのヴォコーダーサウンドはかなり優秀で、所謂YMOなどの元祖ロボ声からレトロでハスキーな声、そして囁きまでクラッシックなサウンドがどんどん出てきます。
そして非常に良いなと思ったのが「Freeze」という機能です。音声を一時的にストックしてキーボードを押すたび発音させることができます。なので歌い上げる感じでなければマイクから口を離してキーボード演奏に集中することができます。
想定売価は899.99ドル。楽しみですね!
Writer.Shibuya
Waldorf : https://waldorfmusic.com/en/stvc
記事内に掲載されている価格は 2018年1月27日 時点での価格となります。
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