”音を正確に表現する”クラフトマンシップにあふれるPMC、ニアフィールドモニターResult6が発売以降高い評価を受け、導入はもちろんRockoN店頭ほかでご試聴のリクエストも数多くいただいています。実際、このNAMM会場でもRupert NeveやAPIなど、そこかしこで展示モニターとしてResult6が用意されていました。
そのPMCの出展ブースはメインフロアに試聴室を設けた形。中では何が行われているのか、、実は初日にはあまりの人だかりに入室もできなかったのですが、本日潜入に成功です。
そこにはなんと薄い筐体を持ったスピーカーで整えられたイマーシブな環境が。。
セッティングされたこちらのスピーカーは「wafer 1」。新製品ではなくリリース済みのものとなり、元々は壁面への埋め込みを想定して開発されたモデル。これが昨今のイマーシブ環境を構築するにあたり適性があるのではないか、ということでこちらのような試聴室が用意されたとのこと。正面にはResult6のほかBB6(と思われる)メインスピーカーが鎮座しています。
wafer1ですが、この薄い筐体の中にResult6でも採用されるATLが仕込まれているそうです。細長い筐体ですがその中にうねうねとバスレフが仕込まれており、正面の素材感が異なるスポンジ部分がバスレフポートになるとのこと。
またツイーターがウーファーの上と横の2箇所にありますが、こちらは下部のスイッチで切り替えが行えます。縦でも横でもその設置に柔軟な対応を持つことができそうです。
今のところ背面の取り付けなどイマーシブ環境への設置に向けて対応をしなければならないポイントもあるそうですが、PMCのクオリティでこのデザインと省スペースな効率性は魅力的な選択肢になるのではないでしょうか。
記事内に掲載されている価格は 2019年1月26日 時点での価格となります。
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