AudiosourceReはつい二週間前にリリースされたパンニングベースの音声分離ソフトウェアRePanとDEMIX PROを展示していました。
AudiosourceRe副社長のRick Silvaさんは元audionamixで、2mixのマルチトラック化を行うソフトウェア開発のスペシャリストです。
二週間前にリリース荒れたばかりのRePanは2mix内のサウンドの空間的な位置に基づいてオーディオソースを分離するプラグインです。まず入力されたステレオミックスを三つの帯域に分割してそれぞれを左、センター、右に配置します。帯域別に分割する数は3~7でユーザーが設定することができます。
例えば歌モノの2mix素材があって、ボーカルがわずかにセンターからずれている場合などに、RePanを使えばセンターにバッチリ配置させることができます。そしてそれらの作業をリアルタイムで小なうことができます。プラグインフォーマットはAAX/AU/VSTに対応。価格も99USドルと安いので是非お試しください。
こちらはDEMIX PRO。同じくパンニングベース分離アルゴリズムを搭載。スペクトラルエディタを搭載ているので、自動分離で除去しきれなかった余分な周波数成分を取り除くことも可能です。
またメロディセレクション・エディティング機能によって自動で認識が行われないような発音に対しても手動で除去ができます。マジックワンドツールによって指定範囲から成分が強いものを自動的に選択できるため、音を確認しながら微調整していく手間もありません。こちらは749USドル。
AudiosourceRe
https://www.audiosourcere.com/
Writer:Shibuya
記事内に掲載されている価格は 2019年1月28日 時点での価格となります。
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