KRKは、S8.4(8インチ)、S10.4(10インチ)、S12.4(12インチ)のサブウーファーを発表。よりタイトで正確な低音再生と、より鮮明な音像の再現を目指しています。そのためにクラスDパワーアンプを採用し、よりコンパクトなキャビネットデザインを採用。入出力はXLR、1/4インチTRS、RCAを装備。コントロールセットには、サブウーファーを使用している場合と使用していない場合のオーディオを簡単に比較するためのバイパススイッチ、逆極性と入力感度の調整が含まれています。また、スタジオモニターにサブウーファーを合わせるための4ポジションのクロスオーバー周波数選択スイッチもあります。
音響的には、低域の伸びが改善され、ポートノイズが少なく位相特性が改善されています。キャビネットの構造は、ドライバーを保護するために取り外し可能なオールスチール製グリルを採用し、耐久性を高めるために強化されたMDFエンクロージャーを採用しています。KRKは小型化されたサイズと前面発射ポートにより、設置の自由度が高まり、スペースに制約のあるプロジェクトスタジオでは重要な役割を果たします。
黄色いウーファーから再生されるパワフル中低域が特徴的なKRKから、新たなサブウーファー”Sシリーズ”の登場です。Sシリーズの入力端子にはXLR / TRS / RCAが搭載、4つCROSSOVERつまみ、バイパスコントロールの調整によりKRKのVシリーズはもちろん、他社製のモニタースピーカーでも低域のモニタリングが向上するよう内部にも様々な箇所が改良されているようです。
直近ではKRK ROKIT G4シリーズにDSP駆動EQが記憶に新しいところではありますが、SシリーズのCROSSOVERの調整具合はどんな物なのか、非常に気になりますね!
発売:2021年春予定
価格未定
記事内に掲載されている価格は 2021年1月20日 時点での価格となります。
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