金色に輝くトリッピーなデザインでお馴染みのEndorphin.esの新製品はなんとBlack&Goldカラー。その名もBLCK_NOIR!読み方は「ブラック・ノワール」ですね。ノワールと言えばそれはもうフィルム・ノワール。毎度楽しみなポスターのアートワークも今回はモノクロで、いつもの女性はまさにフィルムノワール的な4~50年代クラシックスタイルに身を包んでいます。相変わらずイカす!
このBLCK_NOIRはリズムマシンモジュールでした。7つの音色は全てアナログで生成される生々しいシンセサウンド。Roland CR-78にインスパイアされたサウンドですが、軽い感じは微塵もなく、ダンスミュージックよりのかなりごっついサウンドにチューニングされています。キックの音はもはやJeff MIllsみたいな音で聞いた瞬間に踊りたくなる音です。
またそれらのアナログサウンドにデジタルノイズを混入する事で音の存在感を際立たせることに成功しています。
Throttleというパラメーターはデジタルノイズを普通のノイズからメタリックなノイズまで変化させるパラメーター。こちらもCVでコントロール可能です。もう一つデジタルなのがエフェクトです。Grand Terminalのエフェクトと同じcabin pressureDSPエフェクトが搭載されております。ディレイをフリーズさせて使うのが非常にライブ的でしっくりきました。サウンドはマスターセクションからマージされてモノラルまたはステレオで出力されますが、 単体で取り出すことも可能です。面白いのはAUX INがあること。つまり単体のサウンドを取り出して外部で加工しまた戻して使えます。本体上部の単体サウンドジャックにパッチングするとマスターから切り離されます。
また、トリガーが入力されているときは一番下のボタンはミュートボタンとして動作します。トリガーが入力されていないときはマニュアルトリガーボタンになり、手動で発音させることができます。
とにかく簡単操作で、階層はなく直感的にワイルドなドラムサウンドを作り出すのがコンセプトのようです。深い理解が必要になるGrand Terminalとは対極的な存在とMoritzさんは話していました。直感的に触って楽しいマシンは良いですね!
そしてShuttle ControlもBlackカラーが発売されます。機能は通常のShuttle Controlと全く同じです。金と黒は映えますね!Flap ToolsのENdorphin特別仕様のケースも雰囲気バッチリです。
さらにお馴染みのあのキャラクターが印刷されたステッカーもデザインがフラットデザインになってさらに可愛くなっていました。
BLCK_NOIRは価格は600€で夏頃の発売を予定しています。Rock oNでもバッチリ仕入れますのでぜひ試してみてくださいね!
Writer:Shibuya
Endorphin.es:https://endorphin.es/
記事内に掲載されている価格は 2018年5月4日 時点での価格となります。
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