*本製品のレポート画像は後ほど公開します。
フランスのシンセサイザーブランド eowaveの新製品 Quadrantid Swarm がSUPERBOOTH17で登場!
Quadrantid Swarmは漂うドローンから過激なノイズの嵐までを奏でるタッチ鍵盤付きデジタルシンセサイザーです。
2poleのマルチモードフィルターを搭載し、8種類もの波形を持つLFOとディープなスプリングリバーブのおかげで非常にドリーミーかつドープなサウンドを奏でます。オシレーターにはパーカッシブエレメントと言われる打楽器的なサウンドもあるため、単なるドローンだけではない、リズミカルなフレーズも作ることができます。
Quadrantid SwarmはLFOを含む一部機能がセミパッチング式になっています。パッチはただ繋ぎかえるだけではなく、信号を分岐したり他機器をつないだりできるため、楽器の可能性を広げてくれます。特に8種類用意されたLFOをそれぞれアサインすることで、複雑な動きのあるサウンドが奏でられます。
電極式のタッチ鍵盤は
・mono
・poly
・8ステップシーケンサー
の3モードを切り替えて使用可能。鍵盤にかぶさるように付いたノブもステップシーケンサー時にパラメーターをアサインして使えます。
同期関連はMIDI in, CV/Trig in, Clock inを装備。せっかくシーケンサーがついているのでoutも欲しかったな、というところですが、それは次回作に期待しましょう。
いわゆる音階を演奏するタイプではないシンセサイザーは使いどころが難しいのですが、Quadrantid Swarmはパーカッシブエレメントによるリズミカルなフレーズが心地よいのであれこれ試してみたくなります。
発売日は近日公開。価格は499ユーロ(約¥59,000)。ちょうどイイお値段ですね。日本でも発売してほしいです。
スペック
Writer. Tomita
記事内に掲載されている価格は 2017年4月21日 時点での価格となります。
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