Novationから新製品が2つも登場!画期的なニュー・オックスフォード・オシレータを搭載したデスクトップシンセサイザー『Peak』。4×8マトリクスシーケンサーを搭載したBass Station II譲りの本格的なシンセ『Ciucuit Mono Station』!
Peak
3オシレータ、8ボイス・デスクトップ・ポリフォニックシンセ
Peakは各々のボイスのために3つの新しいオックスフォードオシレータを装備する8ボイス・デスクトップシンセサイザーです。オシレータは高品質のNCO(数値的に制御されるオシレータ)により完全なアナログサウンドとなり、17のデジタルウェーブテーブルによってデジタル領域の柔軟性も得ることができます。これらはアナログサウンドのNCOかデジタルウェーブテーブルを使うか、どちらかによってリニアのFMソースになる、反復するループ内でクロスモジュレーションが可能となります。
Peakには、各々のボイスのためにレゾナント・マルチモード・アナログフィルタがあり、また、3つのディストーションポイントが各ボイスのために存在します。ぷりフィルタ、ポストフィルタ、グローバル、これらはアナログ信号チェーンに装備されています。
Peakはポリフォニックのアフタータッチに対応しており、指先のタッチをも正確に表現します。リバーとディレイとコーラス効果は自由にプロセス可能で、オンボード・アルペジエータも搭載されています。
メインコントロールのモジュレーション・システムには、16スロット・モジュレーション・マトリクスと16のダイレクト・アサインメントがあり、分かりやすい直感的なパッチデザインとサウンドデザインのためにアレンジされました。
PeakはリアパネルにCVモデジュレーション入力が設けられており、これによりモジュラー・システムに接続され、また同じくリアパネルの5ピンDINポートのMIDI I/Oを使用してたのMIDI危機に接続することも可能です。PeakはUSB経由でMacまたはPCに接続され、Componentsソフトウェアを使用することによって無制限のパッチを継続して使用できます。
主な特徴
Circuit Mono Station
3つのシーケンストラックを持つパラフォニック・シンセサイザー
Circuit Mono StationはBass Station IIから始まる次世代のシーケンスド・モノシンセで、オリジナルのCircuitに搭載される32ベロシティ対応RGBパッドの恩恵を受けつつ、さらに3つのシーケンサー・トラックを装備します。
このSynthには、2つのオシレーター、3つのディストーション・モード、プラス1つのマルチモード・フィルタがあり、ハイパス、ローパス、バンドパスギルターを装備します。加えてCircuit Mono Stationには強力なデイストーションをも演出します。
4×8のモジュレーションマトリクスはLFOカラ4つの波形、エンベロープ、シーケンサーあるいはベロシティを伴ってルーティングさせることが可能で、ピッチ、パルス幅、アンプ、フィルタ、ディストーションまたはCVのために複雑なモジュレーションの作成を可能にします。
Circuit Mono StationはCVやゲート、モジュレーション・アウトを通して別のハードウェアをコントロールします。MIDI in, OutとThruが装備されているので、他のMIDI危機を接続することができます。音声シグナルをオーディオインプットに入力するとアナログフィルターとディストーションの新たな世界を切り開きます。オーディオインプットとModシーケンサーを使うと、音声ソースは全く新しいサウンドととして進化し、処理を施すことも可能です。
USBによって、Circuit Mono StationはMacまたはPCに接続され、無制限のパッチをはComponentsを使って管理することができます。
主な特長
各社からアナログシンセが出尽くした感があるシーンに、老舗のNovationは新しいオシレーターのPeakと、新旧タイプのコントロール方式をミックスしたライブシンセのCiucuit Mono Stationを投入してきました。何と言っても気になるのはそのサウンド。会場からリアルなレポートでお伝えしますね!あと数時間。どうぞお楽しみに!
Writer.Tomita
Novationhttps://us.novationmusic.com/
記事内に掲載されている価格は 2017年4月20日 時点での価格となります。
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