大人気のErica Synthsのブースは今回も大盛況!お馴染みのEricaメンバーは皆革ジャンに身を包み、漆黒のモジュールがフルラインナップでずらりと展示されハードな世界観で統一されていました。drum systemからgraphic series、そしてblack seriesと壮観でした。
今回デモをお願いしたのは個人的に大好きなDrum Series。pico drumも好きなのですがフランスのE-LICKTRONICとコラボレーションした909スタイルのdrum systemのサウンドがかなり好みです。
E-LICKTRONICは人気DIYキットノYOCTO(TR-808)とNAVA(TR-909)のデベロッパーです。またサンプルの読み込みやスライス、スライスしたサンプルを個別にトリガーしたりできる多機能サンプルドラムモジュールsample drum(画像左上)があったり、ericaの誇るデスクトップACIDマシン、ACIDBOXのフィルターにインスパイアされた強力なVCFを持つモノシンセモジュールbassline、そしてダイナミックリズムサウンドに欠かせないオーバードライブモジュールdual driveなど、リズムマシンに必要な全てのモジュールがラインナップされているのがこのdrum seriesです。
そしてそれらを束ねる高機能シーケンサーがこのdrum sequencer。完全に909&303スタイルに照準を合わせた仕様になっていて16のトリガーアウト、リズムを組む際に超重要なアクセント(drum seriesの音源モジュールは皆アクセントを受けられます!)が12アウト、そしてドラムにベースラインを絡ませるためのCV/Gateも備わっています。これは前述のbasslineをぜひ使っていただきたいところ。
そしてトラックごとにパターンレングス、タイムシグネチャー、シャッフルが自由に設定できるのでポリリズムが簡単に作れます。さらにステップごとにリトリガーやプロパビリティ(発音させる確率の設定)が設定できるのでさらにユニークでオーガニックなパターンが組めます。
ではそのサウンドと打ち込みを動画で確認してください!
Writer:Shibuya
http://www.ericasynths.lv/en/home/
記事内に掲載されている価格は 2018年5月5日 時点での価格となります。
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