フランスのTwisted ElectronsはビンテージコンピューターのPSGやSIDチップをオシレーターに使ったシンセ等で知られる個性派ブランド。
SUPERBOOTH18では、基板に表面実装されたスイッチやノブがTeenage Engineering Pocket Operatorを彷彿とさせる『µAcid8』『hapiNES』の2製品が登場!
µAcid8
µAcid8は8bitのウェーブテーブル方式アシッドベースマシン。波形は三角波、ノコギリ波、パルス波の3種類。アルペジエーターとシーケンサーも搭載。WobbleのためのLFOフィルターとCrush FXというのが興味をそそられます。単三電池2本で動きますがスピーカーは搭載していません。
hapiNES
hapiNESは名前の中にあるNESゲームコンソールに搭載されたRP2A07チップのサウンドにインスパイアされたチップチューンシンセ。
聞きなれない単語がいくつか出てきましたが、NESはNintendo Entertainment Systemの略。初代ファミコンを海外用にアレンジしたファミコン互換機です。
これがNintendo Entertainment System。海外ではファミコンといえばこれなんです。日本で発売されていたいわゆる初代ファミコンはRP2A03系のチップなのでNESのRP2A07とは音質が多少違うかもしれませんが、基本的にはほぼ同じと考えていいと思います。
hapiNESは特徴的なあの三角波ベース、Pulsewidth可変式の矩形波(×2)、36のドラムマシンを搭載。アルペジエーターとシーケンサーがあるのでこれ1台で楽曲のスケッチや見にライブが楽しめます。
こちらも単三電池2本で駆動します。
それぞれのスペックに書かれていますがµAcid8とhapiNESは有線同期が可能。Teenage Engineering Pocket Operatorシリーズと同じ同期信号を使っているため、Pocket Operatorと同期することもできるのです!まさしくPocket Operatorのお友達とも言える楽しい仕様ですね。
μacid8とhapinesは99ユーロで2018年8月に発売予定。はこの記事を作成現在は本国HPで予約受付中です。
Writer. Tomita
記事内に掲載されている価格は 2018年5月6日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ