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機械学習技術の先端を歩むACCUSONUS社が開発するオーディオ・リペア・プラグイン
「ERAシリーズ」がさらにパワーアップしてバージョン5に!
より効率的な作業が求められるポストプロダクションや、プロフェッショナルな音楽制作の現場に最適な「ERAシリーズ」は、複数の特許技術を搭載し、ごく少ないノブで高速かつ高品質な処理を提供する、次世代のオーディオ修復プラグイン・シリーズです。前バージョンである「ERA 4」にさらなるアップデートを行い、全く新しいプラグインも追加されています。『Audio Clean-Up Assistant』はこれらのERA 5製品を自由に組み合わせるホストツールの役割を担い、最速かつ最適なオーディオ・クリーンアップ・ソリューションを提供します。
▶︎実践動画多数あり!
この記事の中では、プラグインを使用した実践動画が用意されています。ERA 5シリーズの実力を実際に聞いて、ぜひご参考にしてください。
こんな方におすすめ!
STANDARD版とPRO版をラインナップ
ERA 5 STANDARDバンドル内容
・Audio Clean-Up Assistant(新機能)
・Voice Deepener(新機能)
・Voice AutoEQ(新機能)
・Reverb Remover
・Noise Remover
・De-Esser
・Voice Leveler
・Plosive Remover
・De-Clipper
ERA 5 PROバンドル内容
STANDARDバンドル全機能に下記4プラグインが追加
・Room Tone Match (新機能)
・Reverb Remover Pro
・Noise Remover Pro
・De-Esser Pro
ERA 5 BUNDLE STANDARD
ERA 5 BUNDLE STANDARDには以下の9プラグインがバンドルされています。
5つまでホスティング
ERA 5プラグインを最大5つまでホスティングし、直感的な音源の修復/エンハンスを実現。ファクトリープリセットを選択し、それに対するオーディオクリーンアップに最も適切なワンノブ製品のチェーンをロードし、簡単なクリック操作のみで迅速にサウンドを向上。
深みと温かみを復元
自分自身の体内で反響している声の「深み」と「温かみ」を復元。「自分で聞こえる自分の声」を再現したり、マイクから離れて収録されたボイスサウンドをよりナチュラルなものに改善することが可能。ピッチが多少下がるためダイアログ用途での使用を推奨。
自動イコライジング
ボイスを聴かせる(ラーニング)ことで、その声に対する適切なイコライジングを処理を行い、声の聞きやすさを改善。高音(AIR)、低音(BODY)、明瞭度(CLARITY)のバランスを調整することが可能で、ユーザーが望んだ聴こえ具合のスピーチ音源を実現。
ノイズを瞬時に削除
音質を損なうことなく高精度の『ノイズ除去』と『オーディオ修復』。複数の特許を取得しているAccusonus の“ノイズ抑圧アルゴリズム”を用い、簡単操作で、ファン、エアコン、ハムノイズ、ヒスノイズなどのバックグラウンド・ノイズを低減・除去。
リバーブ成分を除去
2MIX 中のリバーブ成分を除去/抑制。複数の特許を取得済みのオーディオ復元技術を用い、オーディオデータを解析、リバーブ成分を自動的に推定して、演奏やループ・サンプル/会話などに含まれる過剰なリバーブを除去/抑制。
歯擦音を除去
ボーカルや会話中の歯擦音(「s」「z」「ch」「j」「sh」など)を除去/より滑らかにし、より聞きやすくするためのプラグイン。複数の特許を取得済みのオーディオ復元技術を用い、オーディオデータを解析し、歯擦音を除去/抑制。
ポップノイズを除去
破裂音(ポップノイズ/「p」「t」「b」など)をやわらげ/除去。複数の特許を取得済みのオーディオ復元技術を用い、オーディオデータを解析し、破裂音を除去/抑制。
ボリュームを均一化
スピーチやセリフなどの音声のボリュームを自動調整し、聞き取りやすくするプラグイン。複数の特許を取得済みのオーディオ復元技術を用い、オーディオデータを解析し、ボリュームを調整。
世界初の全自動デクリップ
オーバーレベルなどによってクリッピングしてしまった音声を補修するプラグインです。複数の特許取得済みのオーディオ復元技術を用い、オーディオデータを解析し失われた情報を補完。
過去動画:前バージョン ERA 4 NOISE REMOVER と VOICE LEVELER を使って、動画の背景ノイズを消して声をボリュームアップした実践動画。
過去動画:前バージョン ERA 4 DE-ESSER と PROバンドルの DE-ESSER PRO を試し、耳に痛い音を聞きやすくした実践動画。
ERA 5 BUNDLE PRO
PRO版では、スタンダードバンドルの9プラグインに加えて、以下4つのプラグインが追加
ノイズを瞬時に削除
音質を損なうことなく高精度の『ノイズ除去』と『オーディオ修復』。複数の特許を取得しているAccusonus の“ノイズ抑圧アルゴリズム”を用い、簡単操作で、ファン、エアコン、ハムノイズ、ヒスノイズなどのバックグラウンド・ノイズを低減・除去。
Pro版ではサウンドの帯域を最大6つに分割し、それぞれに対して個別にノイズ除去の処理を施すことができ、さらに精密なノイズ除去が可能。
リバーブ成分を除去
2MIX 中のリバーブ成分を除去/抑制。複数の特許を取得済みのオーディオ復元技術を用い、オーディオデータを解析、リバーブ成分を自動的に推定して、演奏やループ・サンプル/会話などに含まれる過剰なリバーブを除去/抑制。
Pro版ではサウンドの帯域を最大6つに分割し、それぞれに対して個別にリバーブ除去の処理を施すことができ、さらに精密なリバーブ除去が可能。
歯擦音を除去
ボーカルや会話中の歯擦音(「s」「z」「ch」「j」「sh」など)を除去/より滑らかにし、より聞きやすくするためのプラグイン。複数の特許を取得済みのオーディオ復元技術を用い、オーディオデータを解析し、歯擦音を除去/抑制。
Pro版ではプロフェッショナルのニーズに答えるためのより詳細な調整が可能。
背景ノイズを再現
ダイアログに入り込んだ背景(環境)ノイズを解析してプロファイル化。背景ノイズのみを対象となるオーディオクリップに適用し、録音環境に整合性を持たせる機能。異なるシチュエーションで録音された際のサウンドの違いを一定の音質に揃え、同じ環境で録音されたかのようなサウンドに統一。
Room Tone Matchの機能は、Pro Tools AudioSuiteでのみ利用可能。
実践①:Reverb Remover で部屋鳴りを除去。
Audio Clean-Up Assistant に Reverb Remover と Voice AutoEQ を立ち上げ、部屋鳴り成分の除去を行った後に声を聞きやすくEQ、仕上げに VOICE LEVELER でボリュームを大きく均一化しています。Noise Remover と Reverb Remover のどちらを使えば良いか最初迷いましたが、部屋鳴りが大きく入り込んでいる素材では Reverb Remover の方が良い結果を得られます。
実践②:ほとんどの問題が解決するゴールデンコンビ
Audio Clean-Up Assistant に Noise Remover、Voice AutoEQ、De-Esser、Leveler を起動。 ノイズ除去 → EQで高音を聞きやすく → 歯擦音を除去 → ボリュームを大きく均一化。このプラグインの組み合わせで、ほとんどの問題が解決するゴールデンコンビです! マイクが息で吹かれて発生するポップノイズが気になるシーンでは、De-Esser の代わりに PLOSIVE REMOVER を使うと良いでしょう。
実践③:全く異なるダイアログを1つに馴染ませる。
録音環境、マイク、しゃべりのテンションも異なる、同一人物のダイアログ素材を2つ用意しました。声も音質も大分違うのですが、ERA 5 BUNDLE PRO に収録されているプラグインを活用して、2つの素材を同一の音質に馴染ませてみました。
まずは2つのダイアログ素材の音質を確認
●ダイアログ(1)は、1メートルくらい先にあるビデオカメラに向かって話しています。カメラ内臓マイクは指向性が広いため、部屋の残響と空調ノイズなど多々入り込んでいます。マイクから遠いため、声の輪郭もぼやけています。
●ダイアログ(2)は、コンデンサーマイク Earthworks SR20 でオンマイク収録。マイクの指向性が強いため部屋の残響もほとんど入らず、声の輪郭もはっきりと録音されています。しゃべりのテンションはこちらの方が高く、声のピッチが少し高いのが分かります。
Room Tone Match で ダイアログ(2)に背景ノイズを再現
ダイアログ(1)に入り込んだ空調などの背景ノイズを、ERA 5 BUNDLE PRO に収録されている Room Tone Match を使ってダイアログ(2)に移植しました。本来は背景ノイズを除去して、それぞれの素材をクリーンナップする事からスタートする方法もアリですが、今回はリアリティを追求するために2つの素材の背景ノイズを合わせる事にしました。Room Tone Match 機能は Pro Tools AudioSuite のみ利用可能で、ポスプロ業務で重宝する機能といえるでしょう。
ダイアログ(1)素材を聞きやすく調整
ダイアログ(1)素材に Voice AutoEQ を使用して低音と高音を補強し、マイクに近い太い声になりました。その後、REVERB REMOVER PRO で部屋残響と空調ノイズを除去し、VOICE LEVELER でボリュームを大きく均一化しました。
当初、REVERB REMOVER PRO を最初にかけて、その後 Voice AutoEQ をかける王道チェインから試しましたが、この素材では声を太くしてからリバーブを除去した方がナチュラルな結果となりました。REVERB REMOVER PRO をMAXでかけても不自然にならないのが凄いです。
ダイアログ(2)を、調整したダイアログ(1)に寄せる
背景ノイズが加わった ダイアログ(2)素材を、さきほど調整した ダイアログ(1)の音に近づける作業です。
いざ、両者聞き比べ!
まだ詰められるポイントはあると思いますが、このような作業で素材の音質を近づける事ができました。ナレーション素材などであれば更に近づける事ができるのではないでしょうか。
残響やノイズを除去して声を聞き取りやすく、レベルを大きく均一に。そういった用途であれば ERA 5 BUNDLE STANDARD で十分に対応できますので、ほとんどの方が STANDARD で満足できると思います。さらに突っ込んだノイズ除去やサウンドのマッチングなど、プロフェッショナルユースであれば ERA 5 BUNDLE PRO がオススメです。
爆速オーディオ・リペア! 最先端マシン・ラーニング技術で手軽にオーディオ・クリーンアップを実現する、Accusonus「ERA 5 BUNDLE」シリーズの実力を生でお届け!(2020/10/14 Youtubeライブ配信アーカイブ)
記事内に掲載されている価格は 2020年11月20日 時点での価格となります。
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