AESの会場に毎年集結するアウトボードメーカーの数々。一気にそれらの写真をご紹介したいと思います。まずトップは、Crane Song。Dave Hill御大がいらっしゃいますね!!このメーカーのClass Aのサーキットは個人的にも大好きなサウンド。ソリッドながらアナログらしい温かみを感じます。AVID Pro Toolsに搭載されるHEAT(アナログミキサー・エミュレーション)もDave Hill氏の監修ですね。
CraneSong
Cransongブランドではありませんが、Dave HillブランドでリリースされているチャンネルストリップEuropaがオススメ。サーキットの切替でカラフルなサウンドバリエーションを持つMic Ampです。
Cransong
http://www.cranesong.com/
Europa
http://www.davehilldesigns.com/EUROPA_1.html
Aurora Audio
次は、ソファーが置かれ、リラックスしたムードのAurora Audio。Neve系の製品として高い評価を得るブランドです。
これらのMic PreのプロダクトはRock oN店頭でも展示されていますね。
そして、この会場で各メーカーが盛んに展示を行うアナログ・サミング製品。音にこだるとサミングアンプにたどり着くということがよくわかります。
そして、Aurora AudioのSidecar。トラッキングに使ってみたい製品ですね!!
Aurora Audio
http://www.miyaji.co.jp/MID/brand.php?maker=AURORA%20AUDIO
A-Design
国内ではあまり見かけませんが、非常にクオリティーの高いTUBE製品と、Pacificaを筆頭とするカリフォルニアサウンドを持つメーカーとして評価の高いA-Design。そのラインナップを御覧ください。
こちらは、TUBEを使用した、クリーミーなサウンドを持つDirect Box RED DI。V2になったということで正面に展示されていました。
ずらりと並んだラックタイプのアウトボードは、上段より、HAMMER2 EQこちらは、TUBEを増幅段に使用したA-Deisngのオリジナルサーキット。次が、EM-EQ2というステレオ仕様のPultec type EQ。HM2 NAILというTUBEとSolid StateのDual回路を搭載したComp/Lim。VENTURAはJensenによるトランス受け、1段増幅でのSolid State回路、Quad EightスタイルのEQを備えたチャンネルストリップ。Pacificaは2chの1970年代を代表するサウンドと形容されるMic Pre。その下には、これらの製品をコンパクトにまとめた500シリーズのモジュールが並びます。
そして、新製品がこちらのラックの最上段に収まっているMixfactory。16chの入力を備えたサミングミキサーだ。
他にも、KGBシリーズのDirect boxなど全てのラインナップが展示されていました。
A-Designs
http://www.adesignsaudio.com/
Heritage audio
今年の新作は、他のメーカー同様サミングアンプ。
24chのモデルと、32chのモデルが同時に発表となっています。Heritageらしく、Neve色の濃いルックスに思わずニヤリとしてしまいますね。
もう一つ、面白い製品が発表されていて、500シリーズ用のBluetooth Adapterとのこと。これで、iPhone等の再生をBluetoothで受け取ることが出来るということです。
Heritage audio
http://www.heritageaudio.net/
Phenix Audio
こちらもNeve系の代表の一つ。こうしてみるとNeveの伝説が脈々と受け継がれていることを強く感じますね。こちらも展示の中心に有ったのはサミングアンプ。
NICERIZER 16 mk2というこのモデル、型番からもわかるように16chのサミングアンプと、モニターセクションを持ちます。
赤いツマミがチャーミングなPhenix Audio。幅広いラインナップを展開しています。
今年のNAMM 2016出Tec Awardを獲得した500シリーズのTilt EQ “Tilt Tone Channel 500″が誇らしげに展示されていました。
Phenix Audio
http://www.miyaji.co.jp/MID/brand.php?maker=Phoenix%20Audio
記事内に掲載されている価格は 2016年10月3日 時点での価格となります。
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