Antelopeのアップグレードされたコンバージョン技術を特徴とする世界初の32チャンネルAD/DAコンバーター Orion32 Gen 3。32in / 32out という多チャンネル伝送を実現しながら、1Uかつファンレスという持ち運びの容易さでライブレコーディングに大活躍間違いなし! スタジオレコーディングではバンド1発録りに対応できる余裕の入力数。8/31まで行われる 2020半期大決算レゾナンスSALE ファイナル OF ファイナル価格で ぜひゲットして下さい!
Antelope Audio Orion 32+ が第3世代に進化した gen3
32In / 32Out を実現しながら1Uかつファンレスという持ち運びの容易さ
3世代目に進化を遂げたOrionシリーズはAntelopeのインターフェースの中でも特に中心的な立ち位置にある機種です。D-Sub25pinのコネクタを採用し、なんと32chずつのAD/DAを1Uのラックに搭載。Thunderbolt伝送により64chものオーディオ伝送が可能です。本体にOven ControllのOCX搭載ながら発熱も思ったほどではありません。最大64chをハンドリングし、多様な接続性を確保しながらも物理的にもわずか3kg,1Uというポータビリティは非常に魅力的です。
多チャンネル伝送を必要とする様々なシステムに組み込みやすい仕様
Orion 32+ gen3の背面パネルには、前述のアナログ入出力用のD-Sub25の他にADAT,MADI,Hi-Speed USB,Thunderbolt2,Monitor TRSx2,S/PDIF,WC OUTx2,WC INx1,10MINを装備。特に単体機に匹敵する性能の WC OUT が2系統あることで、マスターレコーダー等との同期に非常に役立ちます。真の意味でスタジオの中枢に位置付けられる接続性です。
Antelope Aduio はオーディオクロックのスペシャリストとして世界中で知られ、定評のある次世代 64- bit Acoustically Focused Clocking technology & jitter management algorithm で低ジッターのクリアな音質を提供、10M入力も搭載しそれでいてコストパフォーマンスに優れた価格が魅力です。
基本性能も向上した3rd gen
RS Monitor Outは脅威のDynamic Range129dB!!なかなか数字だけで語れる世界ではありませんが、基本性能の高さ、またそのダイナミックレンジを活かしきる高性能のワードクロックでデジタルの明瞭さとアナログの暖かさの両方を再現します。
縦横無尽なルーティング可能で強力無比なFPGA MIXER
Antelopeインターフェース共通の機能であるランチャー(FPGA MIXERやFPGA FX)は、非常に柔軟かつシンプルな設定が可能。FPGA FXを録音のモニターに掛けるだけでなく、ドラム等の多ch素材を一度ミキサーにまとめた上でそのアウトをFPGA FXに出力したり、あるいはDAWからのプレイバックにFPGA FXをインサートする、という事も可能です。
現場で必要になるルーティングに対応できる柔軟性を兼ね備えています。
また、このランチャーは指定の入出力を(フィジカルな入出力だけでなくFPGA MixerのOutやUSBorTBのPlaybackなども!)メーターで確認することが可能です。
現場でDAWに音が来ない、行かない、などトラブルがあったときでも信号がどこまで来ているか?意図したルーティングになっているか?すぐに判断できるのは多チャンネルあるだけに非常に嬉しい仕様です。
6つの主要なAntelope FPGA を付属
Orion32+ | Gen 3 には、超高速 FPGA プラットフォーム上でリアルタイムで実行される Antelope FXライブラリの6つの主要な必須オーディオエフェクトが無料で付属しています。さまざまなトラッキングやミキシングの用途をカバーする各エフェクトは、クリア Q のリニア EQ から、広々としたアドバンス AuraVerb を含み、マスタリンググレードの精度と明瞭さを誇っています。これら6つのツールだけで、すべての基本的なミキシングとマスタリングのニーズをカバーできます。
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ファイナル OF ファイナル!!
Monitoring D/Aセクションで136dBという驚異的なダイナミックレンジを達成した
HDX対応32チャンネルAD/DAコンバーター! Orion 32 HD Gen 3
Orion 32 HD | Gen 3 は HD、HDX、HD Native 接続可能で、低レイテンシーと HD システムとの互換性を実現します。HDX または USB 3.0 で 64 チャンネルのオーディオをストリーミングを可能にするだけでなく、複数のモニターミックスを使用することもでき、音は心地良く、透明で自然です。独立したソフトウェアミキサー、ハードウェアベースの統合された FPGA のビンテージエフェクトのほか、かつてないほどの接続オプションが備わっています。
REAL-TIME VINTAGE FX
Orion 32 HD | Gen 3 には、Antelope Audio FPGA FX ライブラリのリアルタイムエフェクトのコレクションが38個付属。レコーディング、ミキシング、マスタリングを達成するために必要なすべてが含まれています。
付属プラグインリストはこちらOrion 32 HD | Gen 3紹介記事:
知ってた?Orionってすごいんだって ーHDとUSB入力を両立させる自由度の高いルーティング設定ー
みなさんこんにちは、いかがお過ごしでしょうか?
さて今回紹介するのは第3世代になったOrion 32HD Gen3です。
Orionのインターフェースは他のインターフェースと比べて優れている点は下記の項目です。
・32chのアナログ入力/出力がある!
・MADI端子がついちゃっている!
・ADATだって行けちゃう!(SPDI/Fだってあるもんね)
ここまで端子が豊富なんてなかなか探してもないんですが、Orion 32HD GEN3はここまですごい…と言って今回の紹介したいことはこの部分ではありません。
真のすごいところはDigilink端子とUSB3.0端子がそれぞれ独立している点です。つまるところHDX接続でPro Tools Ultimate上でのI/OとUSB接続のMac/PCが同じ1台、または別々の2台でそれぞれ独立したインターフェースとして認識し、しかも音のやりとりも可能にします。
文面では「?」になりそうなので、実際にMacに接続してみて、その管理画面と2つのDAWを立ち上げてみて音の行き来ができるか見てみましょう!
HD NativeでDigilink接続&USBにてOrion 32 HDを繋ぐ
まずそれぞれ繋ぎますが、ここで重要なのがUSB接続した上で、コントロールパネルのパッチングが可能になります。 そこで画像のようにコントロールパネルを開きますと上の段には「HDX Play、USB Play」があり、下の段には「HDX Rec、USB Rec」があります。
ん!?っと、これでピピッと来た方はいると思いますが、上の段のUSB PlayからそれぞれのチャンネルをHDX Recに持ってきます。そうすると別のDAWからアサインした各Out PutをPro Tools Ultimateに送る事が可能になります。もちろんアナログのケーブルは不要です。
今までLogicやCUBASEで作曲していた方はPro Tools用にステムデータを作りたい際、それぞれ個別にバウンスをするか2台のPCを用意して、流し込んだりなどなどやっていたかもしれませんが、USBとDigilinkのケーブルがあれば内部で行き来する事ができます。
また別の話ですがHDユーザーの方はPro Toolsを起動すると今までiTunesやYoutubeのサウンドが同じHD I/Oに出せない悩みがあったかもしれませんが、Orion HDならUSB接続で同じ出力チャンネルにアサイン&音出しも可能です。これってすごくない?
HD MADIモードにしてPort 1,2をOrionにつなげば最大64ch
さて、先ほどのOrionのコントロールパネルの続きですが、そもそもこのOrion 32 HDはPro ToolsのI/O設定でどう見えるの?という疑問があります。それはこの画像見てもらうとわかりますが
「HDX 1 Device」という項目で現在はHD MADIが選択されていますが、HD 8x8x8、HD 16 Analog…とその見え方をここで変更する事が可能です。この設定は他のHD I/OのExpansionを使用する際に、合わせて管理するかなど考えれる要素があります。またこの画像の下段にWord ClockのLoop Syncの機能もしっかり持たせているところもポイントです。
ちなみに各チャンネルが緑色になっておりますが、これはUSB Playを持ってきているため、緑になっていますがLine In、MADI Inなど自由に設定も可能です。MIXERも駆使すればいろんな入力ソースをまとめてRecも…。なおHD Native,HDXは最大64ch可能ですが、各Portにつき32chの入出力という仕様になっています。
さて、それでは店頭のMacに入っているLiveと、Pro Toolsを同時に起動して音の流し込みをしてみましょう!
LiveではUSBのOrionを、Pro ToolsはHDシステムを選択し、音を流してみましょう¡
いよいよ今回はLiveが用意できましたので、Liveから設定を行ってみます。
まずLive側ではOrion 32HDがこのように見えてきます(USB2.0で接続した場合は8chのみですが、USB3.0で接続した場合は32chが認識されます)ここであとはLive側の各Out Putを32ch分、個別にアサインをしていきます。以下のように32ch分、一気に信号が個別に出力されていきます。
そこで、個別にアサインされたPro Toolsのインプットも見てましょう!
こんな感じでバッチリそのまま信号が流れており、レコーディングが行えました。とにかくHDのシステムとUSBがそれぞれ別々のインターフェースとして認識できており、しっかり個別のインターフェースとして接続できているというのがポイントです。HDシステムの場合はOrionはAD/DAとして使用できるというのがミソです。
今後マシンスペックもどんどん上がってきますので、こうして1台で完結させていく大きなシステム構築も容易になっていくかと思います。特にLiveはエフェクトも豊富なので、エフェクト部分をインサートさせるという使い道もあるのではないかと思います。ぜひご参考いただければと思います!
いかがでしたでしょうか?これまでのステムデータを作る際の悩みも解決しつつ、プラグインエフェクトで内部のインサートを複数組み合わせて音作りするのではなく、外部DAWと組み合わせて面白い使い方など、アイデアはまだまだたくさん出てくるかと思います。
ぜひ皆さんも新しいシステム構築を考えてみてはいかがでしょう。
Writer. PD安田
8/31まで!
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記事内に掲載されている価格は 2020年8月28日 時点での価格となります。