3122Vはプリアンプ基数を減らす事でよりリーズナブルな価格を実現したapiラックマウントシリーズの最新モデルです。同社の3124V、3124MV、312、512V、512cに採用されている回路設計を搭載し、2520オペアンプと独自のカスタム出力トランスにより、広いヘッドルームと、スピード感のあるサウンドを実現しています。3122VはフロントとリアパネルにXLR端子を搭載し、基本的なマイクプリアンプとしての機能を持ちながら、3:1出力トランスタップ等、現代の音楽制作にマッチしたゲインにも対応します。
apiのマイクプリアンプはよくゲインが高いと言われます。理由は録音する媒体がアナログテープであった頃の名残です。アナログテープとデジタルレコーディングでは求められるゲインに大きな差があります。3122Vは基本設計はしっかりと当時のものを踏襲しつつ、デジタル収録に対応する為に3:1出力トランスタップや、出力トリム機能等を持たせていますので、レベルコントロールが非常に楽ですね!
レベルコントロールの機能が増えたことでプリアンプをドライブさせるようなアグレッシブなサウンドメイキングも出来ますから、この進化は歓迎できます。
肝心の音質は「api」といったところです。歌からアコギ、ドラムまで幅広く使えるサウンドです。
個人的には、apiのマイクプリアンプは「ミッドレンジのスピード感&残り方、歪感」に特徴があると思っています。過度にシビアな特性を持たせず、適度なスピード感と倍音感を残すことで楽器の良い部分を強調した、前に出てくるサウンドを持っています。
最後に、個人的にイチオシなポイントはフロントにコンボジャックが搭載されたところでしょうか。これにより、背面に回らずともマイクが挿せますので、非常に取り回しが楽です。ぜひ店頭で伝統のapiサウンドをお確かめ下さい。
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※昨今の国際情勢によりメーカーからの到着が前後する可能性がございます。あらかじめご了承ください
記事内に掲載されている価格は 2022年3月25日 時点での価格となります。
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