本サイトでの Cookie の使用について

閉じるボタン
head-love Created with Sketch. CREATOR
03
Mar.2014
Rock oN
  • HOME
  • Rock oN
  • HEADLINE
  • Avid of Fury vol.8 〜RED先生のAvid Boot Camp〜『内部バスを使い倒そう』

Avid of Fury vol.8 〜RED先生のAvid Boot Camp〜『内部バスを使い倒そう』

前回は編集画面の機能をご紹介しましたので、本日はミキサー画面での機能をご紹介します!

皆さん、久しぶりに開いたセッションデータや、既に録音されたセッションデータをもらった際、「あれ、このバスってどうなってたっけ?」と思った事はありませんか??

仕事柄、私もよくデモセッションを受け取る事が多いのですが、セッションを開くと「ん?このセンドはどこに送られてるの?」と思う事がよくあります。こんな時にとっても便利な機能があるのをご存知でしょうか??

この写真じゃまだまだ少ないですが、トラックが多くなったり、バスのルーティングが複雑な時は大変です。
Bus Interrogation機能

日本語のマニュアルには「バス確認」と記載されておりますが、ぱっと聞いて何の事かわからないですよね。英語だと、さらに分けがわかりません。ざっと説明すると、特定のセンドについて関連しているトラックを表示する機能です。・・・バス確認で間違ってはいませんけどね。


使用方法は、簡単です。既にアサインされているセンドもしくはINPUT、OUTPUT上で右クリックをしてみてください。すると、サブメニューが現れますので、そこでアサインされているバス二大して、選択や表示などを選べます。

先ほどのセッションの中で、「VeloDel」というバスが含まれているトラックはこの3つだけ。というのが簡単に判明します。このくらいすっきりした表示になると、どのトラックからセンドが送られ、どのトラックでインプットしてインサートが掛けられているかがすぐにわかります。

ぱっとわかり易いのは、一番下の「次へのアサインメントのみ表示」の機能です。これは、選択したバスが、センド・INPUT・OUTPUTのいずれかに含まれているトラックのみを表示させます。

センド・INPUT・OUTPUTのどれかを右クリックすると、先ほどと同様にサブメニューが表示されますので、一番下の「以前に表示されていたトラックを再表示」を選択です。すると表示が元に戻ります。

また、先ほどのバスをフォーカスした表示からさらに「次へのアサインメントのみ表示」を選択すると、表示されたトラックの中からさらに該当するトラックのみを表示させます。トラックを限定したいときに便利ですね。

ここで、気をつけなければならない点がひとつ。2回以上続けてアサインメントのみ表示とした後に、以前に表示されていたトラックを再表示で表示を戻すと、一つ前の表示には戻れますが、さらにその前の表示に戻ろうとすると、「以前に〜」のメニューが消えてしまいます!そんな時は、焦らずにミキサー画面のトラックリストで表示を戻しましょう。サブメニューを使えば一発で元に戻ります。

また、前回ご紹介したメモリーロケーションでトラックの表示/非表示を連動しておけば、一発で表示を切り替え出来ます。

使い始めれば、かなりの頻度で使用することになること間違いないと思いますので、皆さんもぜひ使ってみてください!!


RED先生   (赤尾 真由美) ROCK ON PRO プロダクトスペシャリスト
JAPRS Pro Tools資格認定委員としても活躍するPro Toolsのスペシャリストでもある。クラシック系音楽大学出身というバックグラウンドを持ち、確かな聴感とDAW / デジタル・ドメインの豊富な知識を活かし、ミュージックマーケットからブロードキャストまで幅広い層へ提案を行っている。WAVESプロダクト担当としても、コラム執筆や店頭デモ及び販売を行っている。

関連記事:

Avid of Fury vol.1 『HDX vs. HD Native』

Avid of Fury vol.2 『Etherケーブルで同期!?Pro Tools 同士を同期させるSatellite機能』

Avid of Fury vol.3 『プラグインショートカットを駆使しよう』

Avid of Fury vol.4『同期を極める』

Avid of Fury vol.5『オフラインバウンス』

Avid of Fury vol.6『クリップを自在に配置する』

Avid of Fury vol.7『メモリーロケーションを使いたおそう!!』

記事内に掲載されている価格は 2014年3月3日 時点での価格となります。

最新記事ピックアップ

SHANLINGがデュアル真空管搭載 ポータブルCDプレーヤーEC Zero T…
SHANLINGが、デュアル真空管搭載ポータブルCDプレーヤー「EC Zero T」を発売しました! EC Zero TはSHANLINGポータブルCDプレーヤーの新たなベンチマークとなる「R2RDAC+デュアル真空管」 [……
VIENNA Fazioli F308 Essentials リリース記念セール…
Fazioli F308 Essentials が新リリース!発売記念として美しい音色はそのままに、厳選して収録したコンパクトなピアノ音源2製品を同時セール!
AZLAが密閉・開放モードの切替可能な、ライブ用イヤープラグ「POM1000 I…
Harrison Tremolo Panner 期間限定特価!
高度にカスタマイズ可能なトレモロ・パンナー・プラグイン「Harrison Tremolo Panner」が期間限定特価に!
KORG B2+ BLACK / WHITE 6/22発売!
B2がUSB-Type Cに対応、さらにスピーカー能率がアップデートされ新登場!
ゼンハイザー創立80周年記念プライスプロモーション!
ゼンハイザー創立80周年を迎えるにあたり、これまでのご愛顧に感謝の気持ちを込めた記念プライスプロモーションを数量限定および期間限定で開催!
FOSTEXが密閉型で、モニター用ヘッドホン「T50RPmk4CL」、リスニング…
FOSTEXが密閉型RPドライバー搭載モデルで、モニター用ヘッドホン「T50RPmk4CL」、リスニング用ヘッドホン「T60mk2CL」を発売しました! T50RPmk4CLは独自開発した50年の実績があるRPテクノロジ [……
シンタックスジャパン20TH YEAR大感謝祭第3弾企画!RMEのADI-2シリ…
シンタックスジャパン20TH YEAR大感謝祭第3弾企画として、RMEのADI-2シリーズがお得な特別価格となる感謝セールがスタート! 今回は20周年記念に相応しい破格のセールスプロモーションとして、高性能で評価と実績を [……
UJAMが日本・韓国・台湾|合同グループバイ 「Virtual Pianist …
UJAMが日本・韓国・台湾|合同グループバイ 「Virtual Pianist Group Buy 2025」を開催! 本キャンペーンは日本だけでなく、台湾・韓国の合同グループバイです(日本・韓国・台湾の合計購入数が集計 [……
UVIが恒例の「Fête de la musique 〜初夏セール〜」をスタート…
UVIがFête de la musique (音楽の日)を祝し、恒例の「Fête de la musique 〜初夏セール〜」をスタート! 今回はなんと最大級のビンテージシンセコレクションVintage Vault 4 [……
UVIがサウンドに呼応して動く、豊かで表現力に富んだリバーブプラグイン「Bloo…
UVIがサウンドに呼応して動く、豊かで表現力に富んだリバーブプラグイン「Bloom」を発売! Bloomはサウンドとともに呼吸するように動き、没入感のある豊かな残響と深い情緒をもたらす新しいリバーブプラグインです。198 [……
AvidがPro Toolsの今年初のメジャーアップデート「Pro Tools …
AvidがPro Tools今年初のメジャーアップデート「Pro Tools 2025.6」がリリース! 今回のアップデートではセッション上の音声と歌詞の情報をすばやく分析/検索/編集可能となるAI搭載のSpeech-t [……
Copyright © Media Integration, Inc. Rock oN Company