FOSTEXが密閉型RPドライバー搭載モデルで、モニター用ヘッドホン「T50RPmk4CL」、リスニング用ヘッドホン「T60mk2CL」を発売しました!
T50RPmk4CLは独自開発した50年の実績があるRPテクノロジーを搭載。ボーカルや楽器のスタジオレコーディングやミックスで環境音の回り込みを抑制した濃密な音でのモニターを実現しました。
リスニング用のT60mk2CLはセミオープン型だったT60RPmk2を密閉型としてアレンジ。密閉型の特長を最大限引き出す音響調整により、豊かでしっかりとした低音域の深みから濁りが無く、伸びやかな高音域が楽しめます。
RPテクノロジー平面振動板の第4世代
聴きやすい滑らかな周波数特性、優れた過渡特性を同時に達成
「T50RPmk4CL」「T60mk2CL」に搭載されているRPテクノロジー平面振動板の第4世代は、振動領域の拡大と均一化のため、振動板を挟み込むマグネットを増量し、プリンテッドコイルのパターン形状を新設計しました。さらに磁気回路の構成部品も一新して磁束分布を最適化することで、振動板の不要共振を抑えました。
その結果、感度の向上、モニタリングしやすい滑らかな周波数特性、優れた過渡特性を同時に達成。重低音域から高音域まで 正確かつ繊細に再生可能とすることで、正確な定位感と音場の再現能力を従来よりさら に向上させました。
ハウジングに関して
ハウジングに関して
ハウジングに関してモニター用T50RPmk4CLは、セミオープン型T50RPmk4のハウジングをベースに各通気部を入念に遮音するとともに、サウンドバランスを綿密にチューニング。遮音性を確保したことでより濃密な原音に集中したモニタリングが可能です。ハウジングの内部形状までT50RPmk4CLとT50RPmk4で同一であることで、密閉型とセミオープン型での音の違いを気にすることなくレコーディングからミックスまで作業や環境に応じて選べます。
T60RPmk2CLは、美しい木目で天然の質感を持つ黒胡桃無垢材を使用。密閉型らしい原音だけを閉じ込めた濃密な音でリスニングが楽しめます。
ヘッドホンのバランス接続にも対応
左右のハウジングを同形状として、コネクタの有無による内部構造と容積の違いで生じる音質差を低減
使用環境に応じて左右のハウジング両方にコネクタを装備しました。左右のハウジングを同じ形状とすることで、コネクタ部の有無による内部構造と容積の左右差で生じる音質差を低減しています。コネクタは4極の3.5mmのコネクタを搭載することで、バランス接続にも対応しています。なお、オプションケーブルとして、高音質OFC導体を採用しています。T50RPmk4CL用にはφ4.4:ET-RP4.4BLを、T60RPmk2CLにはφ4.4:ET-RP4.4BL2Yがあります。
記事内に掲載されている価格は 2025年6月20日 時点での価格となります。
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