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REPORT

国内外のあらゆるイベントをいち早くレポート! またブランドや製品誕生の秘話に迫るDEEPなインタビューを掲載!

02
Feb.2017
Rock oN

junk-E-cat インタビュー!

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MUTEK.JPのNATIVE SESSIONで来日した話題のアーティスト、junk-E-catにインタビューを敢行!NATIVE SESIONではNative Instruments MASCHINE JAMを早くも手足のように操り、生サックスの演奏をリアルタイムにサンプリングしてレイヤーしたりと予想不能な圧倒的なパフォーマンスを披露したjunk-E-cat。せっかくなので制作機材についていろいろ聞いてみました!

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Rock oN(以下R):こんにちは、今日はよろしくお願いします!まずあなたは非常にミステリアスで、シーンに突然現れた超新星のようなイメージですが、これまでのキャリアや注目されるようになったきっかけを教えてください。

junk-E-cat(以下J):僕はSNSクリーチャーだね(笑)SNS経由で色々と分かるからフォローしてね!
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当初はフィンガードラミングで有名な曲のカバーをしてみたり、Instagramの15秒ビデオをアップしていたんだけど、そこから徐々に独自のスタイルのものを作り始めて。Prismaのビデオ(参考:https://www.instagram.com/p/BIDP_C-BqCU/ | http://tabi-labo.com/272144/prisma-for-movie )がキッカケになって物事が色々と進み始めた感じかな?

そうしていると突然周りのみんなから「何これ!なんでこんなことやっているの?」って言われて、それからフルトラックを作り始めたんだ。とは言ってもキャリアは浅くて、2016年の6月に始めたばかりだから、これからたくさん研究したり学ぶことは多いね。

R:生楽器を取り入れたりリアルタイムにキーボードを弾いたりと、フィンガードラマーという枠はすでに大きく逸脱したパフォーマンスに驚きました。ライブでのセットアップはどのような?
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J:NATIVE INSTRUMENTS MASCHINE MIKRO、MASCHINE JAMがメインで、主に使っているのはドラムマシンとアレンジャーの機能。サックスとバスクラリネット、主に木管楽器のサウンドを重ねる為にAbletonのLooperを使うんだけど、サウンド、エフェクト、パラメーターのオートメーションとか80~90%の音に関わるクリエイティブな部分は、全てVSTプラグインとしてAbleton Live内に立ち上げたMASCHINEの中で行っているんだ。




R:NATIVE INSTRUMENTS MASCHINE JAMの気に入ってる点を教えてください。

J:特に気に入ってるのはPerform FXだね。スタジオでプロデューサーが時間をかけてプログラムしなきゃいけない複雑なエフェクトを簡単にかけられるところかな。トラックの構築やクリエイティブなブレイクを本当に素早く作り出すことができるし、あとは、ワンクリックでパターンの選択やミュートが出来るから、色々なパターンの組み合わせや、アレンジをリアルタイムに試すことができるんだ。

R:なるほど。リアルタイム性やスピードにこだわってセットアップを組まれているんですね。もう少し各機材の具体的な使用法を教えてもらえますか?


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J:生演奏をAbleton Live上のLooperで、フックやメロディーパートを録音する為に使っている。大体の場合はサウンド・オン・サウンドで音をリアルタイムに重ねて、ホーン・アレンジのようなコードのパートにしたりもするし、それをソロにしてバラバラにすることもできるよ。
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MASCHINE MIKROは、フィンガードラミングの入力デバイスとして使っていて、主にビートや、例えばベースラインなどをリアルタイムで録音していくんだ。

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MASCHINE JAMのマトリックスパッドにはその録音されたビートやパターンが表示されていて、ページの切り替えで使う音色の管理をしている。例えばページによってはグループA~Hまでフルに使っているものもあるし、1つのグループだけで完結している曲もある。

NATIVE SESSIONS @MUTEK.JPで披露したライブだと、1曲目はページ1、2曲目はページ2、3曲目はページ3というように管理して、分かりやすい様にしてあるんだ。

さっき言ったMASCHINE JAMのPerform FXもとても重要な機能だね。



生演奏を除いた全ての音の変化はMASCHINE JAMからの操作で起こっていることなんだ。あと、MASCHINE JAMの機能でユニークなのが、Smart StripsのNoteモードで演奏できるコード入力機能だと思う。アルペジオやコード機能を鍵盤と弾くのとは全く違う感覚でしかも簡単に操作できるんだ。

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KORG nanoKONTROL2は、DAWのミキサー部分をコントロールするために使っているよ。

R:なるほど。トラックメイクのようなライブスタイルなんですね!では制作用のセットアップはどんな機材を使っていますか?

J:さっき挙げたライブ用のセットアップをそのままスタジオで使っているよ。現在はパフォーマンスに必要な要素を作るだけで、その演奏を見せているだけ。だから、Soundcloudにはまだ何もアップしてないんだよね。

「リアルタイム・トラックメイキング」って感じかな。僕はプロデューサーではなく、どちらかというとパフォーミング・アーティストだね。

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R:理想の機材はありますか?

J:MASCHINE上でもオーディオループが出来るようになったら、全てがMASCHINEで完結するよね!後はオートメーションのロック機能、MASCHINE内で自由にマッピングできる機能かな。もし新製品開発に関わることが出来るのであれば、当然便利なものがいいよね。
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例えば、MIKROとJAMを一つにしたものとか…多分自分以外にあまり需要がないから採用されないだろうけど(笑)

R:ありがとうございました。では最後に日本のフォロワーにメッセージをお願いします。

J:既にフォローしてくれている皆さん、ありがとう!僕がやっていることを楽しんでくれているのならとても光栄に思う。自分が好きなことで人にインスピレーションを与えられるのは、本当に素晴らしいことだと思うんだ。

先日のNATIVE SESSIONS @MUTEK.JPのライブ配信を2万人が視聴してくれたみたいで、とてもビックリしたし、東京で素晴らしい時間と貴重な経験ができたことに感謝してるよ。

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