Moogよりアナログ・シンセサイザー「Werkstatt-Ø1」の発表がありました!
実はこのアナログシンセ、以前Moogfestの公式ツイッターにてチラリと公開されていた「Werkstatt」がもとになっています。(当時のMagazineはこちらをご覧ください!)
英語だと「workshop」という意味になる「Werkstatt」は、その名のとおりMoogfest 2014にて開催されたワークショップのために特別に設計された、パッチ可能なアナログ・シンセサイザー。Moogシンセに使用されている電子組立技術とアナログ回路設計を教えるためのエデュケーショナル・ツールとして生まれたシンセです。
Moogfest 2014では、Moog製品開発のスペシャリストSteve Dunnington率いるMoogのエンジニアが直接アシスタントをし、
「Werkstatt」を構築する二日間のワークショップが開かれ、非常に大きな反響を巻き起こしたようです。
その好評を受け、より多くの方々に「Werkstatt」体験を提供するべく誕生したのが今回の「Werkstatt-Ø1」。こちらはワークショップに使用された「Werkstatt」の、ハンダを使用せずに構築可能なバージョンとのことです。
構造や仕様を解説している動画もアップされています。
「Werkstatt-Ø1」の組立は非常に簡単なため、誰でもすぐに構築し、
昔ながらのMoog回路をベースとしたアナログ・シンセの回路を家庭で学ぶことができます。
「あのワークショップはMoogのエンジニアにとって非常に特別なものでした。その場での経験を再現することはできませんが、『Werkstatt-Ø1』は皆様に楽しくエデュケーショナルな、価値のある経験を提供します」とSteve Dunningtonは語っています。
残念ながら「Werkstatt-Ø1」は米国ディーラーのみでの数量限定販売とのこと。
国内でお目にかかれないのは残念ですが、Moogの技術を直接体験できるシンセとなると、Moogファンは一度は触れたい夢のようなシンセなのではないでしょうか。
スペック等詳細は下記のMoog公式サイトをご覧ください!
Moogより「Werkstatt-Ø1」発表!ハンダなしでも手軽に構築できるエデュケーショナル・アナログシンセ!
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記事内に掲載されている価格は 2014年6月12日 時点での価格となります。
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