サラウンド・イマーシブの制作を支えるプラグインが最大50%オフ!
サラウンドやイマーシブサウンドが身近になってきました。Apple Musicの空間オーディオ制作や、Netflixなど動画配信サービスに併せた映像編集、さらにはLogic ProのDolby Atmos対応などによるサラウンドコンテンツ需要の増加に伴い、多チャンネルに対応したプラグインを探している方も多いのではないでしょうか?
最大7.1.2chまでの入出力を備え、Dolby Atmos対応の数少ないリバーブ「Flux IRCAM Verb」や、ステレオ素材のアップコンバートやマルチチャンネル素材のダウンコンバートが破綻なく行えるHalo Upmix / Downmixなど、イマーシブを支えるプラグイン/バンドル全11製品が最大50%オフとなるこの機会に、ぜひお買い求めください!
セール期間は 2022年6月30日(木)14時まで
Flux IRCAM Verb
ルーム・アコースティックと音響特性を、IRCAMによる最新の認知モデルに基づき直感的に操作するリバーブ・プロセッサ
IRCAM Verbがv3にバージョンアップし、AAX Nativeと64bitに対応しました。GPUに直接アクセスするエンジンを採用しパフォーマンスが改善された他、OSC(Open Sound Control)への対応により、iPhone / iPod Touch / iPadにインストールされたTouchOSCアプリなどから、外部コントロールが可能になっています。
IRCAM Verbは、IRCAMの音響・認知空間研究から生み出された、アルゴリズム・ルーム・アコースティック & リバーブ・プロセッサーです。再帰形フィルタによるリバーブ・エンジンを中心に、ルーム・アコースティックの特性と、響きを同時にコントロール可能としました。
最新の認知モデル研究成果を盛り込んだ製品ですが、複雑なアルゴリズムに惑わされる心配はありません。アーリー、クラスター、リバーブのそれぞれをOn/Off可能なメイン部分に加え、空間の特性を調整するオプション部分、周波数帯別に設定可能なディケイ調整部と、明快に構成されたモジュラー設計により、直感的に求める響きに追い込んでいくことができます。
IRCAM Verbは10イン、10アウトにまで対応し、ルーティング・マトリクスにより再生環境にあわせた出力切り替えも簡単にできます。ステレオから、Pro Tools HD 7.1.2 & 7.0.2 Dolby Atmosバスまで、幅広いプロジェクトで使えるリバーブ・プラグインとして重宝することでしょう。
Open Sound Control対応
Open Sound Control(OSC)は、コンピューターやシンセサイザーと他のマルチメディア・デバイス間で通信をするための新しいネットワーク技術です。IRCAM Verbを含むFluxのv3(バージョン3)製品は、 このOSCをサポートし、iPhone / iPod Touch / iPadにインストールされたTouchOSCアプリなどから、外部コントロールが可能になっています。
Flux IRCAM HEar
IRCAM独自のスピーカー再生モデリング技術により、7.1までのサラウンドを一般的なステレオ・ヘッドフォンで再現するバーチャル・スピーカ・ソリューション
IRCAM HEarは、オーディオ素材をスピーカーから再生した際の様々な事象をモデリングする技術に基づき、ステレオまたはサラウンド・ミックスを、一般的なステレオ・ヘッドフォンで再現します
サラウンドのモニタリング環境が得られない場合や、セットをそろえるのが現実的でない場合でも、HEarを使うことで、完全なサラウンド・ミックスのモニタリングが可能になります。また、素材をあたかも顕微鏡のように厳密にディテイルまで再生可能なので、ヘッドフォンでミックスを厳しくチェックしたい場合にも最適です。プロジェクトスタジオなどノイズ隔離に問題がある環境でも、HEarを使うことで、より素材に忠実なサウンド環境を得ることができます。
バイノーラル技術
バイノーラル技術とは、立体空間上の音の位置属性を忠実に保つため、レコーディング、プロセッシング、シンセサイズ、再生方法などを包括した技術です。
サウンド発生源の入射角を感知させるためには、空間情報に欠けるモノ信号を、L/R両方のHRTF(頭部伝達関数)フィルターでフィルタリング処理することが有効です。これがバイノーラル合成の基礎となります。
注)HEarによって処理された信号はヘッドフォンでモニタリングすることを前提にしており、一般的なステレオのスピーカーでの再生用には設計されていません。
プロセッシング技術について
ヴァーチャル・ヘッド
このプラグインは、KEMAR (Knowles Electronics Manikin For Acoustic Research)とHATS(Head and Torso Simulator = 頭と胴体を模型化したダミーヘッド)を使用して作成された、HRTFフィルター測定に基づいて開発されています。この種のマネキンは1970年代に平均的な人間のサイズのモデルを使用して、音響研究と実験のために考案されました。
ヴァーチャル・スピーカー
入力したオーディオ信号は内部でルーティング・マトリクスを経由しヴァーチャル・スピーカーに送られます。ヴァーチャル・スピーカーはエミュレートしたスピーカーの設定を示しています。
Space Preset, Routing Matrix, Speaker Mode
Space Presetで、微妙に色づけが異なる空間のプリセットを選択します。Routing Matrixは、DAWからプラグインへの入力と、バーチャルスピーカーへの出力をマトリックス表示しています。Speaker Modeで、エミュレートするスピーカーの設定を指定します。
Speaker Width
バーチャル・スピーカー間の設置幅を角度調整します。デフォルトは推奨値の60°にセットされています。このパラメーターでステレオ・イメージの幅を調整可能です。
Angle Shift
リスナーとバーチャル・スピーカーのセンター間の角度を調整し、チャンネル間のバランス・イメージを調整します。デフォルトは理想的なモニタリング・ポジションである0°です。
Nugen Audio Halo Upmix
ステレオのソースを自然にサラウンドに展開する。映画のサウンドトラックなどダイナミックな広がりを持ったサラウンドのトラックにステレオのソースを加える。ミックス済みの音源からダイアログ成分だけを抽出してセンターに定位させるなど、Nugen AudioのHalo Upmix(ヘイロー・アップミックス)は、ステレオのソースをサラウンドへアップミックスする際に必要な調整を、直感的なインターフェイスで可能にします。
異なるマルチチャンネル間のアップミックスに対応。
Halo Upmix最新バージョンでは、LCRから5.1、5.1から7.1、7.1から9.1など、マルチチャンネル・オーディオからよりチャンネル数の多いサラウンドのフォーマットへアップミックスすることが可能になりました。3D Immersive Extensionを追加することで、垂直方向の分布をアップミックスに加え、7.1.2(Dolby® Atmosのベッド・トラック)に対応するアップミックスも可能です。
この機能追加により、Halo Upmixの用途がさらに拡大し、アーカイブ素材のレストレーション、コンテンツのメディアに合わせた再利用、ポスト・プロダクションからサウンド・デザインまで、Halo Upmixの可能性を広げます。
3D Immersive Extension拡張オプション
(7.1.2 Dolby Atmos®ベッド・トラック互換アップミックス、Ambisonic出力)
Halo 9.1 ExtensionにAmbisonic出力機能を追加した、3D Immersive Extension拡張オプションがリリース!
この拡張オプションを追加することで、Halo UpmixにLtmとRtmチャンネルが加わり、垂直方向の音のエネルギー拡散をリアルタイムで視覚的に表現するウィンドウが表示され、サラウンド空間での縦方向のコントロールが可能となります。ダイアログの抽出や個別のチャンネルの詳細な出力コントロールなど、Halo Upmixに標準の機能は、7.1.2 chモードで使用した場合も同様にお使い頂けます。
3D Immersive Extensionは、7.1.2 Dolby Atmos®ベッド・トラック互換のサウンドデザイン、映画のスコア、レストレーションやアーカイブ、音楽の素材、サウンドスケープを再現するためのプロダクションなど、様々なDolby Atomosを想定したアプリケーションに最適です。さらに、1stオーダー Ambisonic(AmbiXフォーマット)の出力が可能となったことで、VR用途にも対応しました。ゲームをはじめとするイマーシブなアプリケーションでも、Ambisonicのワークフローに沿って、簡単にオーディオのチャンネルを再配置・再コンバートすることが可能です。
3D Immersive Extensionは、Avid Pro Tools (AAX)、Steinberg Nuendo (VST3)に、Mac/Windows両環境に対応しています。3D Immersive Extensionオプションのご利用には、最新バージョンのHalo Upmixへのアップデートが必要となります。
詳細なセンターチャンネルのマネージメント、ダイアログだけを抽出する機能なども備えたHalo Upmixは、アーカイブ素材の5.1対応、レストレーション、TV放送、7.1チャンネルの長編映画、3D Immersive Extensionを追加して7.1.2 Dolby Atmos®ベッド・トラックの生成など、様々なタイプのサラウンド・プロダクションで活躍するアップミックス・プラグインです。
記事内に掲載されている価格は 2022年6月21日 時点での価格となります。