RMEが超低ノイズ電源フィルター&スタビライザー「LNI-2 DC」を2月26日(水)に発売します。
RMEが誇るLNI-2 DCは、超低ノイズで安定した電源供給を実現するアクティブDCフィルター兼スタビライザーです。コンパクトなアルミ削り出しの筐体に、高性能なガルバニック絶縁とRME独自のµFilter(マイクロフィルター)技術を搭載し、極めてクリーンで正確な12.0V DCを供給します。
オーディオ機器に超低ノイズで安定した電源を供給!
9V~18VのDC電源入力に対応し、ガルバニック絶縁、超低ノイズ・リニアレギュレーター(µFilter)、およびセンサー補正技術を採用。これにより、質の悪い商用電源やノイズの多い環境でも、電源由来のノイズや干渉を排除し、常に正確な12.0 V DCを維持します。
バッテリーのようにクリーンで、常に安定したDC電源を供給するLNI-2 DCは、高感度なHi-Fiセットアップ、測定、産業用途などのクリティカルな環境での使用に最適です。
究極のノイズレス電源供給を支える2つの核心技術
LNI-2 DCは、ガルバニック絶縁とRME独自のμFilter(マイクロ・フィルター)という2つの技術を基盤としています。一般的な12V電源の後段に使用することで、DCの安定性を飛躍的に向上させるとともに、リップルやノイズを劇的に低減します。
ガルバニック絶縁 – あらゆるノイズを効果的に低減
LNI-2 DCは、低容量結合を実現した高性能な「ガルバニック絶縁」技術により、クリーンで安定したDC出力を提供します。
ガルバニック絶縁は、入力側(電源)と出力側(機器)の間のグランドを分離し、電源由来のハムノイズ、高周波ノイズ、リーク電流が出力に混入するのを防ぐ高度な技術です。LNI-2 DCは、この技術を極めて低い容量結合で実現し、卓越した絶縁性能を誇ります。
通常、トランスには容量結合によって1 nF(ナノファラッド)以上の残留結合が存在し、これが微小なノイズの伝播経路となることがあります。しかし、LNI-2 DCは独自の高性能設計により、わずか35 pF(ピコファラッド:nFの1000分の1の単位)という極めて低い容量結合を実現しています。これは一般的なスイッチング電源に見られる500 pF前後の容量結合と比較しても圧倒的な絶縁性能を誇り、電源ノイズの影響を最小限に抑えます。これにより、接続機器は電源からの不要な干渉を受けにくくなり、本来の性能を安定して発揮できるようになります。
RME独自のμFilter – クリティカルなオーディオ環境に最適なクリーン電源
LNI-2 DCに搭載されたRME独自のμFilter(マイクロ・フィルター)は、超低ノイズのリニア・レギュレーターを採用し、出力ノイズはわずか数μV(マイクロボルト)という驚異的な低ノイズを実現しています。
いつでも正確な12.0 Vを安定供給
搭載されるセンサー技術により、付属の4線式DCケーブルのコネクター部で直接電圧をリアルタイムに測定・補正します。これにより、負荷変動による電圧低下を完全に防ぎ、負荷がゼロの状態から最大3Aまで変動しても、常に+12.0Vの安定した電圧を維持します。
これらの高度な技術により、LNI-2 DCはクリティカルなオーディオ環境において、クリーンで安定した理想的な電源供給を実現します。
記事内に掲載されている価格は 2025年2月20日 時点での価格となります。
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