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ご自宅での時間が多い中、YouTube Live、ツイキャスなど無料配信サービスで楽しい時間を過ごす方も多くなってきたと思います。
今こそ配信環境を整え、面白いコンテンツを発信するチャンスです!
さて、今回は”複数台”のカメラを使い、”一人で”配信するためのシステムを紹介いたします!
演奏中は楽器の演奏に集中して、動きある映像表現を実現しましょう!
配信環境について
紹介を始める前に、配信環境についてざっくりお話しさせていただきます。安心して読めるように前提知識を整理・準備しましょう。
配信機材のシステムはざっくり考えると以下のようになります。
左から順に、、
1.カメラやコンテンツ再生機器からHDMIなどでスイッチャーに
2.スイッチャーからHDMIなどへキャプチャーに
3.キャプチャーからThunderboltやUSBなどで配信用PCに接続します。
また、スイッチャーとキャプチャーがひとつになった製品も出てきております。その場合は以下のようになります。
以上がざっくり配信機材のシステムになります。
マルチカム配信を”1人で”行うその方法
それでは、マルチカム配信を”1人で”行うその方法の紹介に移ります。
今回のケースですが、、
ピアノ(アコギなど)の弾き語りを、3つのカメラを使って、一人で配信する事を想定します!
■メインで使う映像機器
Roland VR-1HD
カメラの切り替えを自動で行える機能が最初からあるものが良いと思い、こちらを選びました。
こちらはスイッチャー/キャプチャーが一体型になっている機材になります。
■オススメPoints!!
Point1:オート・スキャン・モードがある!
配信前にあらかじめ決めたタイミングで、順番に映像を切り替えできます。
ランダムに映像を切り替えることもできるので、動きあるスイッチで配信を演出できます!
Point2:ビート・シンク・モードがある!
演奏やDJパフォーマンスの音楽テンポに合わせてカメラを自動的に切り替えできます。
音楽と合ったスイッチングで、魅力的な配信にできます。
Point3:使いなれたインプット端子(XLR、RCA)がある!
VR-1HDの入力端子ですが、MIC/LINE切替可能なコンボ・タイプ(XLR、TRS標準)端子や、ステレオソースを入れやすい、LINE IN端子:RCAピン・タイプが搭載されています。
オーディオケーブルの調達も容易で、使い慣れているものを使えるのは安心ですね。
■システム配線
それでは、実際にセットアップするときのシステムを考えましょう。
まずはこちらをご覧ください。
図を元にざっと説明しますと、
・「映像入力機器:俯瞰用、手元①、手元②」を HDMI で VR-1HD に入力
・「音声入力:喋り用にマイク」をXLRで、「演奏用ピアノ」を Phone to RCA ケーブルで VR-1HD に入力
・ VR-1HDと配信用PCをUSBで接続
といった形になります。
BGMなどは配信ソフトを使って内部音声を流したりしても良いでしょう。
最後に
機能紹介のみで抽象的な内容になってしまいましたが、、Roland VR-1HDによりマルチカム配信を1人で行うことができます。
もちろん、セットアップ次第でバンドのスタジオ配信も可能です!
配信でやりたいことは、十人十色だと思います。自分にはどのようなシステムが合うのか?という方は、お気軽にRockoN PRO森までお問い合わせください!
一緒に考えて配信を始めましょう!
Writer.アイアン森
記事内に掲載されている価格は 2020年5月1日 時点での価格となります。
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