ベルリンに拠点を置くDAWプラグインブランドu-heがソフトシンセ・バンドル「Filterscape」とディレイ・プラグイン「MFM2」が発売しました!
Filterscape バージョン1.5では、洗練された新しいデザイン、急激なモジュレーションに対応できるアナログ・フィルターをベースにしたマルチバンドEQが採用されました。Filterscape VAには6つのオシレーター・ウェーブテーブルが追加されました。
MFM2は、u-heデジタルディレイ・プラグインのフラッグシップです。繊細なテクスチャーのエコーから巨大でスペーシーなリバーブ、またパッド上のワイルドなトーンのステップからドラムトラックのリズミカルな再構築まで、何でも作り出すことができます。
Filterscape
モーフィングEQを備えた3つのプラグイン
Filterscape バージョン1.5では、洗練された新しいデザイン、急激なモジュレーションに対応できるアナログ・フィルターをベースにしたマルチバンドEQが採用されました。Filterscape VAには6つのオシレーター・ウェーブテーブルが追加されました。
Filterscape FX【フィルター】
4つのモーフィングEQバンドと2つのブレンド可能なマルチモード・フィルター
Filterscape Q6【ダイナミックEQ】
4つのエンベロープ・フォロワーで駆動する6つのモーフィングEQバンド
Filterscape VA【シンセサイザー】
複雑な波形、ポリフォニック・モーフィングEQ、アナログ・フィルター・モデル
3つのプラグインの核となるのは、8つの異なる「スナップショット」の間をシームレスに移行できる特徴的なEQです。各EQバンドの周波数と振幅は、スナップショットごとに異なるソースからでもダイナミックなモジュレーションが可能!Filterscapeは、洗練された将来性のある新しいデザインで、より視覚的に魅力的になり、より快適に使えるようになりました。
●主な特徴
・ローパス、バンドパス、ハイパス、ノッチをミックス可能な2つのマルチモード・フィルター
・v.1.5の新機能:9種類のアナログ・フィルター・オプションを追加(2極、3極、4極)
・5つのモードを備えた4バンド・パラメトリックEQ:LS-Peak-Peak-HS / 4 Peaks / LP-BP-BP-HP / 4 Bandpasses / Panned Bandpasses
・ユーザー定義のEQ設定のための8つのモーフィング可能なスナップショット
・各EQバンドのモジュレーション・オプション
・2つのシグナルミキサー(役割は選択されたルーティング構成による)
・各チャンネル独立のステレオディレイ
・2つのホスト同期シーケンサー、最大16ステップ、ブレンド(グライド)コントロール
・2つのホスト同期LFOと8つの波形
・4つのエンベロープ・フォロワー
・ディレイ、フィルター、EQ信号経路の5つのルーティング・オプション
・ファクトリーライブラリーの刷新:カテゴリー分けの改善、ボリュームバランス、豊富なバリエーション
MFM2
More Feedback Machine
MFM2で新しいエフェクトを作るのは、どこまで深く掘り下げるかにもよりますが、非常に複雑になる可能性があります。以下では、MFM2の調整機能として何が待っているかを理解できるように、簡単に紹介します。
2つの入力プロセッサー
入力信号は、ディレイラインに送られる前に、ペアで処理することができます。”Transient” コントロールは、スパイクを抑制またはブーストします。2つの非レゾナント(共振)入力フィルターは、周波数帯域を下げたり、周波数を2つのステレオ帯域に分割して独立したディレイ設定にすることもできます(In 1+2をローパスに、In 3+4をハイパスに設定し、カットオフ値を同じにします)。
4つのディレイ・ライン
独立したディレイ・モード:シンクロナイズド、フリー、あるいはMIDIノートによるコントロール。
各ノブの下にあるダーク・フィールドはモジュレーション・ソースのセレクターで、モジュレーション量はノブの右上に表示される「PIP」でコントロールします。
4つのメイン・フィルター
レゾナント(共振)フィルターは、信号経路の様々な位置に配置することができます。ここでは2 x ローパス、2 x ハイパス、バンドパス、バンドリジェクト、オールパス(フェーザー)が提供されます。
フィードバックマトリックス
ディレイラインが互いにどのようにフィードバックするかを指定します:”User Matrix” オプションでは、4つのディレイライン間で自由に信号をルーティングできます。
上部の大きなコントロールは、全体のフィードバックの量を調整します。パネル下部には出力レベルコントロールがあり、ノーマル極性と反転極性を設定できます。
2つのエフェクト
プリフィードバック処理:リミッター、ビットクラッシャー、フェーザー、周波数シフター、ローパス/ハイパス・フィルター、グラニュラー・ピッチシフター、ディフューザー(リバーブ風)
2つのコンプレッサー
最後の仕上げ!ピークまたはRMSモードのコンプレッション。PeakCompモードでは、もう一方のサイドチェーンを使用して、1組のチャンネルをコンプレッションできます。
記事内に掲載されている価格は 2023年10月20日 時点での価格となります。
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