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ドラム音源拡張モジュールとして、ハイサンプリングレートで収録されたサウンドを気軽に自宅でパフォーマンスできるATV aD5が「ユーザー目線重視により使いやすく!」を中心にアップデート強化されました!ATV aD5をお持ちのかた、そして現在検討中の方は、このアップデートにより、今お使いのキットに合わせて気軽にセットアップが可能になっておりますので、是非チェックをしてみてください!
アップデートの内容
インディビデュアルMIDIチャンネルに対応
MIDIチャンネルの設定に「INDIVIDUAL」を追加しました。各パッドごとに指定されたMIDIチャンネルで入出力でき、DAWとの連携が強化されました。ずばり詳細を書きますと、通常ドラムのMIDIチャンネルは10ch(シンセやドラムパッド等)に割り振られることが多いですが、KICKには1ch、Snareには2chといった割り振りも可能になりました。DAW上でATV aD5のこのサウンドを使用したい!といった時に、個別にサウンドを出力させる事が実現します。
トリガー設定の改善
接続されたパッドのメーカー名、モデル名を選択するだけで、標準的な特性に設定されます。(より自分好みの設定にするために、トリガー・セットアップ・ウィザードを実行することをお勧めいたします。)
対応パッドモデルの追加
販売完了モデルなど、対応パッドモデルを多数追加しました。対応パッドは以下の通りになります。
【ヤマハ】
KP125W, TP65S, TP65, PCY65S, PCY65,KU100, DTX400K Pad, DTX400K HH Pedal
【ローランド】
KD-8, VH-12, CY-12R/C, TD-4KP Kick,TD-4KP Pad, TD-1K Kick, TD-1K Pad,TD-1K HH Pedal
ハイハットのオープン/クローズの改善
ハイハットのオープン/クローズ位置が調整できるようになりました。
トリガー・セットアップ情報の保存/読み込みに対応
ATV WEBサイトで、ヤマハ、ローランドの電子ドラムキットごとのトリガー・セットアップ・ファイルを公開いたします。お手持ちの音源をaD5に変更した場合、対応するトリガー・セットアップ・ファイルを読み込むだけで、簡単に標準的な設定ができ、すぐに演奏を楽しむことができます。
対応キット(全52キット)
YAMAHA(20キット):
DTX950K、DTX920K、DTX900K、
DTX790K、DTX760K、DTX750K、
DTX720K、DTX700K、DTX582K、
DTX562K、DTX550K、DTX540K、
DTX532K、DTX530K、DTX522K、
DTX520K、DTX500K、DTX450K、
DTX430K、DTX400K
Roland(32キット):
TD-30KV、TD-30K、TD-20KX、
TD-20K、TD-12KX、TD-12KV、
TD-12K、TD-25KV、TD-25K、
TD-15KV、TD-15K、TD-9KX2、
TD-9KX、TD-9K2、TD-9K、TD-6KX、
TD-6SXT、TD-6KW、TD-6KV、
TD-6SW、TD-11KV、TD-11K、
TD-4KX2、TD-4KX、TD-4K、TD-4KP、
TD-3KW、TD-3KV、TD-3S、
TD-3Kit-S、TD-1KV、TD-1K
★ATV aD5 UPDATER ver.1.10ダウンロードはこちら>>
店頭にてaD5を実際にアップデート!
それでは早速PD安田が店頭のaD5をVer1.10へとアップデートを試してみます!まず最初に行う事としてSDカード(32GBまで)を用意します。続いてATVサポートページよりVer1.10のアップデータをダウンロードし「ATV-aD5.BIN」というデータができますので、これをそのままSDへコピーをし、aD5のSDカード口に挿入します。挿入が完了となったら、aD5の電源を「cancel」を押しながら電源を入れる事で、SDカードの情報を読みに行き、Ver1.10を読み込みますのでこれでアップデートが行えます。ここまで非常に簡単な作業なので、困る事なくすんなりとアップデートが可能ではないでしょうか。
続いて、今回のアップデートと同時に発表された注目の「aD5トリガーセットアップファイル」ですが、今までaD5はお使いの電子ドラムに対して、個別にトリガーセットアップをしておく必要がありました。しかし、ユーザーからの意見をATVは応えて、あらかじめにトリガーセットアップされたプリセットを用意。早速これも店頭ではRoland TD-25KV-Sを使用しているので、実際にセットアップを行ってみます。このトリガーセットアップのプリセットは先ほどのATVサポートページからダウンロードが可能です。
「aD5トリガーセットアップファイル」に行き、ダウンロードが完了すると、各キット毎のプリセットが用意されているので、SDカードに出来たATVフォルダの中にある「aD5BK」フォルダに入れます。入れ終えたら、そのままSDカードをaD5に挿入し、本体の「System」から「BACKUP」にアクセス、ロードすれば完了です。ここも非常に簡単に行える作業かと思います。このプリセットが出来たおかげで、これからご検討の方はさらに導入しやすくなったのではないでしょうか。
もちろん、プリセットを読み込んだ後でも、個別でのトリガーセットアップを行うことで、カスタマイズされたV-DrumsやDTXシリーズにも対応できるかと思います。
電子ドラムの拡張音源として、また制作環境においても注目のバージョンアップかと思いますので、是非今回を機に店頭などにて試奏、またPD安田まで実際の活用方法等ご相談いただけましたら幸いでございます。次回の企画として、このaD5を使用して簡単なデモ曲を公開したいと思いますので、乞うご期待ください!渋谷店ではRoland TD-25KV-SとATV aD5を同時に展示中、そしてBFD3などMIDI接続による試奏も可能です。是非ご来店にてお試しください!
[eStoreClipper1A mdin=’38753′ blocklocate=’ICPB’ img=’LINK’]GET[/eStoreClipper1A]ムービーレビューで聴いてみよう!
記事内に掲載されている価格は 2016年6月3日 時点での価格となります。
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