NAMMでもご紹介した本製品。店頭試聴したユーザーが続々虜になっているDrum Tree、KONTAKTベースの音源となっており、立ち上げの段階で「プリセットが表示されているだけ」の状態と、非常にシンプル。
個別の音色も少し自分好みに仕上げましたが、Mixerの画面も最初の画面と同様にシンプルで、しかもGateつまみにLowcutと「これで十分」感になっています。確かにJazzキットのキックって、余韻部分が欲しい要素でもあるのですが、だいたい長すぎて使いづらいですが、まさにこのGateつまみがあれば、ちょうど欲しいところまでのタイトさを演出できます。
最後に1キットに対しての配置されている個々のサウンド内容ですが、最初のプリセットで音色を変えることにより、演奏できる内容も変わってきます。例えばBrooklyn Jazzではスナッピーの効いたスネアサウンドと他に、”外した”状態のサウンドも(D3、E3)入っております。他にもハイハットのベロシティで、通常はクローズの場所でも、127近くなるとオープンなサウンドに変わったりと、驚きも潜んでいます。
開発者のICHIRO氏も言ってましたが、とにかく無駄な要素を減らしてドラム本来のサウンドを引き出している「ドラマーが感じ取れるクオリティー」がここにあります!
Writer. Takemoto
記事内に掲載されている価格は 2017年4月7日 時点での価格となります。
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