三脚メーカーのマンフロットブースで、色々と新製品を発見。まずは、何と言ってもあわせ技で純粋な新製品と言えないかもしれませんが、360VR撮影用の三脚。
映り込みを最小限にするために一脚と併用して、安定度と高さを両立させています。Manflottoの三脚に、アダプターを付けてGitzoの一脚を逆さに固定しているのがポイント。アクセサリーメーカーも360VRは無視できない市場となっているということが感じられます。
こちらが、NAB 2017で発表となった、新しいビデオ雲台nitrotech N8。これまでの雲台と比べて小型、軽量ながら、カウンターバランスをとった際の重量を8Kgまでと、従来の一回り大きい製品以上のレベルにまで持ってきています。その秘密は、クローズアップ写真の銀色の部分。ここにガスが封入され、ダンパーとなっています。このダンパーを押し込むことで、CBSと呼ばれるカウンターバランスの調整を行います。しかも調整は無段階。ガスダンパーを採用したことにより、ぬるっとした心地よい動作を実現しています。
もちろん、これまでの製品同様の可動範囲を保ったまま、あたらしい技術を活用してコンパクト化に成功しています。国内でも近日デリバリーが開始されるということです。
そして、もう一つがこちらのRig。非常にシンプルな作りながら、携帯が突然本気の撮影機に見えてしまう、こちらの製品。国内の導入は未定ということですが、是非とも導入して貰いたい製品ですね。こちらの製品は、何通りかの使い方があり、グリップ部分に直接携帯固定用のアダプターを取付けることも可能。バーの部分はカメラネジと、アクセサリーシューが用意されているのでアイディア次第で様々な使い方ができそうです。
このようにしっかりとしたキャリングポーチに収まってセットで販売されているということです。グリップ部分も華奢なようですが握ってみるとさすがのManflotto!というしっかりした感触。握り心地もよく、物欲をそそる一品です。
個人的に欲しい!!と思ったのがすでに販売開始されているこちらの製品。一脚の先が割れて自立するという製品はいくつもありますが、5段に伸縮により、コンパクトになる。割れる部分の作りがしっかりしている、割れた部分と一脚部分がフリーになる、取り外せる。など、考え抜かれた仕様。しかも、アルミ製で1.1Kgと無理のない重量に押さえられているのもいいですよね。普通の旅行はNGでも撮影旅行であれば機動性抜群。自由雲台と組み合わせて2Kg弱です。
Writer. yosuke
記事内に掲載されている価格は 2017年4月25日 時点での価格となります。
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