国内外のあらゆるイベントをいち早くレポート! またブランドや製品誕生の秘話に迫るDEEPなインタビューを掲載!
本日渋谷で開催された、YAMAHA新商品発表会をレポート!
今回は、SR/レコーディングを問わず、プロフェッショナルからエントリーユーザーまで、幅広いユーザー層を獲得しているYAMAHAがさらにその裾野を広げるべく、多くの人が手軽に音楽に触れる機会を得られる低価格帯の製品を中心に発表されました。
その中でもRock oNが最も期待するのがシンセサイザーMX61とMX49からなるMXシリーズです!
「気軽に持ち運べる即戦力シンセ」というコンセプトを持つMXシリーズは、日本が世界に誇る同社フラッグシップシンセMOTIFから移植された波形を含む1000を超える音色を持ち、MX61は4.8kg、MX49に至っては3.8kgという驚異の軽量さを誇ります!
デモ演奏はMOX6/8のプロモーションでご存知の方も多い、キーボーディスト/アレンジャーのGakushiさん。ソフトケースに入れたMX49を軽々と持ってステージに上がり、MXシリーズの機動力をアピール。その後はライブ現場で最も需要があるピアノ、エレピ、ベース、ブラス、クラビ、シンセリードを中心にデモ演奏を披露してくれました。
MOTIF譲りの高品位なサウンドを聴くと、MXシリーズは低価格帯ではあるものの、決してエントリー向けの製品ではないとおいうことが分かります。例えばMOTIFやそれに匹敵するクラスのシンセサイザーのユーザーの「高いクオリティのサウンドを持ったシンセを手軽に持ち歩きたい」という欲求に応えられるのはMXシリーズだけです。また省スペース&薄型ボディを活かして、自宅スタジオのマスターキーボードとして使ってもいいでしょう。MOTIFの音源を活かせば、制作のインスピレーションも沸きます!
この他、USBオーディオI/O機能(外部入力は無し)や上位機種にしか採用されていないVCMエフェクト、ボタン一つで瞬時に切り換え/設定が可能な「レイヤーボタン & スプリットボタン」などのシンプルながら強力な機能も充実し、これからMXシリーズは見逃せない存在になると確信しました。
YAMAHA MX49 / MX61 の詳しいスペック&ご予約はこちら!
続いてはヴィンテージギターアンプをモデリングし、デジタルの力で真空管サウンドに迫る音質を持つ小型ギターアンプTHRシリーズに新型3機種が追加!
オリーブグリーンでミリタリーカラーを演出するのは、ハイゲインアンプ6つのアンプモデリングでハードなギタリストの心を鷲掴みするTHR10X。
ダークブルーメタリックカラーが漂わせる大人の雰囲気と同様、耳の超えた玄人好みのブティックアンプのモデル5種類のTHR10C。
ダイレクト音と4種のマイクモデリングサウンドのブレンドができ、VCMテクノロジーエフェクトを搭載したTHR5Aは気持ちよくエレアコを弾きたい人のために生まれました。THRアンプは電池駆動も可能なため、ストリートやミニライブでも活躍しそうです。
YAMAHA THRシリーズの詳しいスペック&在庫状況はこちら!
手軽なエントリー製品にも上位機種で培ったサウンドやモデリングなどの技術が投入されるなど、YAMAHA製品の完成度の高さを感じることができた今回の新商品発表会。これからもYAMAHAが仕掛ける新製品を期待します!
記事内に掲載されている価格は 2012年10月19日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ