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REPORT

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29
Mar.2019
REPORT

シンクラヴィア40年の歴史〜 from 1979 to 2019

synclavier_history

Synclavier Synthesizer は 音源、サンプラー、シーケンサーなどを統合した、今でいうデジタルオーディオワークステーションの元祖ともいえ、独自の倍音加算方式とFM合成を融合させた音源方式により極めて広範な音作りに対応できました。価格がフルセットで一億円を超るシステムでしたが、その先進的なサウンドによって海外ではマイケル・ジャクソンやスティービー・ワンダー、フランク・ザッパといったビッグネームが音楽制作に使い、日本でも小室哲哉氏や松任谷由実氏といった人気アーティストが用いたことで話題となりました。

シンクラヴィア開発の歴史

キャメロンジョーンズとシドニーアロンソは1976年3月にダートマス大学でSynclavier®デジタルオーディオシステムの開発を始め、プロジェクトが商業的可能性を秘めていることに気づき – New England Digital社 – を設立しました。

1980年に発売されたTheSynclavier®IIは商業的に成功した製品で、1980年の夏にプロミュージックシーンを席巻しました。当時のレコーディングは24トラックのアナログテープレコーダーで行われていましたが、シンクラヴィアは「DAW」という用語が現れるずっと前からデジタルオーディオワークステーションとして活躍。そしてより多くの機能がシンクラヴィアに追加され、当時革命的であった感圧式キーボードを採用(Velocity Pressure Keyboard)、ボタンパネルとアルミニウム製コントロールノブとともに、迅速なサウンドデザインを可能にしました。

1980年代後半にはDX7のような安価なFMシンセサイザーが市場に登場し、New England Digital社は量産された製品と競合することができずに倒産。キャメロンは個人的に知的財産権を購入し顧客をサポートし続け、驚く事に今でもSynclavier®3は MacOSXで制御することができます!
kuwasiku

そして多くのオーディオエンジニアがいまだに特殊効果のサウンドデザインや映画音楽 (AVATAR や The X Files)にSynclavierを使用しているのです。

2017年 : ソフトウェアで蘇ったシンクラヴィア Synclavier V

キャメロンはシンクラヴィアのサウンドをより幅広いオーディエンスに公開するためにSynclavier Digital社を設立。Synclavier VはArturiaとの共同プロジェクトとして開発され、伝説のDSPエンジンをMacおよびWindows PC上の最新のDAWで使用することを可能にしました。
kuwasiku

2019年 : iOSに生まれ変わったシンクラヴィア Synclavier Go! 

SYNTHPLEX 2019に出展されていました!

synclavier_synthplex

Synclavier Go!

本格的なFMシンセサイザーサウンドを求めている現代の音楽プロデューサーに向けて、キャメロンはシンクラヴィアの iOSバージョン Synclavier Go! を完成させました。その価格はなんと 39.99ドル(2019年3月29日現在)
kuwasiku

Synclavier Knob Special Edition

Synclavier Goと、Synclavier Pocket!(iPhone用アプリ)で使用できるコントローラー。直径2インチのノブはアルミニウム削り出しで、重量と感触はシンクラヴィアと同じです。左右に回すと途中で回転が止まり、手を離すとバネで中央の位置に戻ります。USBバスパワー駆動のMIDIコントローラーとしても使え、ピッチベンドホイールとして機能するのが面白いですね!
kuwasiku


40年の歴史を経てiOSバージョンに生まれ変わったシンクラヴィア。1億円のサウンドが40ドルで手に入る、夢のような話です。シンセ愛好家にとっては憧れ、伝説中の伝説の名機ですのでぜひチェックしてみて下さい。

iPhone用アプリが無料でダウンロード出来ますので、まずは入れておきましょう!
kuwasiku

記事内に掲載されている価格は 2019年3月29日 時点での価格となります。

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