GRACE DESIGN、FMR Audio、CHANDLER LIMITED、VINTECH AUDIOなど、名だたるアウトボードブランドやスタジオ機器ブランドの正規輸入代理店を務めるUmbrella Companyが、自社オリジナル製品「The Fader Control」を発売しました。
The Fader Controlは「アウトプットモード」と「インプットモード」の2つの機能を持っています。使用する場合はどちらかのモードに切り換えます。
「アウトプットモード」ではDAWシステムのモニターコントローラー、またはリファレンス・ヘッドホンアンプとして、「インプットモード」では録音作業時のレベリングをフェーダー操作で行うことが可能です。
The Fader Controlは電子制御式アナログアッテネーターICによる「電子ボリューム」を実装しているため、アナログボリュームでは必ず問題となる、可変抵抗器による回路インピーダンスの変化、接触不良によるガリやギャングエラーから解放され、音量による音質変化も皆無です。可変抵抗器の音が全く乗らないため、極めてピュアな原音忠実再生が望めます。
またThe Fader Controlはヘッドホンプリアンプとしての音質も秀逸。数々のリファレンスヘッドフォンアンプのメンテナンスを行ってきた同社ならではのノウハウを全てつぎ込み完成した、高解像度で原音に忠実なこのサウンドは、まさにリファレンスと呼ぶに相応しいものです。
「インプットモード」では、録音作業時のリアルタイムのレベルコントロールをフェーダー操作で行うことが可能です。音量調整分解能(0.25dB)滑らかなコントロール、ゼロクロスポイントでのレベルセットなどプロフェッショナルな基本性能をしっかりと備えました。
2系統の出力を「可変レベル」と「固定レベル」で同時出力する「モノラル・オペレーション」時はバックアップ録音に役立ちます。「ステレオ・オペレーション」時は、L/R間レベル誤差0.05dB未満、ギャングエラーのない完璧なボリュームコントローラーとして機能します。
初回40台分にのみ、滑らかで心地よい重みのあるフェーダーの操作感覚が魅力の最高級フェーダーの代名詞P+Gスタジオフェーダー(Refurbished)が採用されています。このフェーダーはNEVEやSSLのコンソールにも搭載されてり、タッチ感にまでこだわった高級感のある使い心地です。
現場のワークフローを知る鋭い目線で生み出された、今までに無かったコンセプトの製品 The Fader Controlは、アウトプットとインプットの2つのモードにより、モニタリングやレコーディングの質を高め、最終的に制作クオリティの向上を実現します。
今なら初回ロット分のみ通常価格の約12%ディスカウントの発売記念特別価格!ぜひこの機会にスタジオシステムへの導入をご検討ください。
記事内に掲載されている価格は 2012年10月26日 時点での価格となります。
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