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FOSTEXがリスニング用途に最適化したセミオープン型ヘッドホン「T60RPmk2」を発売しました!
T60RPmk2はRPテクノロジーヘッドホンの最新第4世代モデルです。RP(Regular Phase)テクノロジーとは、「平面振動板の全面を規則正しい位相で動かす」という、FOSTEXが50年に渡り開発を続けている技術です。
第4世代RPドライバーを黒胡桃無垢材のハウジングに搭載。一新したハウジングデザインと新ドライバーとの緻密な音響調整を施すことで、リスニング用として好評だったT60RPが、mk2へと進化しました。
第4世代へと進化したRPドライバー!リケーブルにも対応
第4世代で改善された部分は、平面振動板の振動領域の拡大と均一化。振動板を挟みこむ磁気回路も一新され、ネオジムマグネットの増量、コイルのパターン形状と再設計されています。
そして、この駆動部分を包むハウジングは、旧モデルのT60RPはマホガニー無垢材削り出しでしたが、mk2ではシックな色のブラックウォールナット(黒胡桃)無垢材の削り出しへと変更されています。これらの改良によって、感度がT60RPの92dB/mWから96dB/mWに、再生周波数帯域は15Hz〜35kHzから10Hz〜40kHzへと向上、さらに優れた過渡応答を達成という優れた特性を持つヘッドホンとなりました。
美しい木目で天然の質感を楽しめる黒胡桃無垢材ハウジングにより、豊かでしっかりとした低音域の深みから濁りが無く伸びやかな高音域まで、聴き心地の良い自然なサウンドをお楽しみいただけます。
イヤーパッドも装着感を追求したアラウンドイヤー型を採用することで、長時間のリスニングでも疲れにくいものとなっています。
RP(Regular Phase)テクノロジーの全面駆動型平面振動板ドライバーは、第4世代で平面振動板の振動領域の拡大と均一化のため、振動板を挟み込むマグネットを増量しプリンテッドコイルのパターン形状を新設計しました。さらに磁気回路の構成部品も一新して磁束分布を最適化することで、振動板の不要共振を抑え鋭いレスポンスでの音の立上がりと立下がりを実現しています。
第4世代ドライバーは、感度の向上、モニタリングしやすい滑らかな周波数特性、優れた過渡特性を同時に達成。重低音域から高音域まで正確かつ繊細に再生可能とすることで、正確な定位感と音場の再現能力を従来よりさらに向上させました。また従来同様に自社工場での一環製造により確かな品質を提供します。
●バランス接続用のオプションケーブル「ET-RP4.4BL2Y」も発売!
T60RPmk2はハウジングの左右にコネクターを装備しており、新開発の高品位OFC素材のYケーブルで接続されます。コネクター形状は2極3.5mmと多くのケーブルメーカーが採用しているサイズなので、リケーブルを楽しむこともできます。
フォステクスでも別売でバランスケーブル(φ4.4:ET-RP4.4BL2Y )も用意しています。
記事内に掲載されている価格は 2025年4月18日 時点での価格となります。
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