
Apple Immersive Video 制作のワークフローを学ぶ
2026年4月15日、LUSH HUB.にて『Apple Immersive Video 制作ワークフローセミナー ~Blackmagic URSA Cine Immersive × ASAF(Apple Spatial Audio Format)で作る新たなコンテンツ制作方法~』が開催されました。講師にはTHINGS.代表の今村 知嗣 氏が映像面、弊社のバウンス清水が音響面のApple Immersive Video 制作のワークフローを解説するという内容となっておりました。
セミナー参加者には実際にApple Vision Proで今回制作したコンテンツを体験できるコーナーも用意されており、実際に体験してみると人物がそこにいる感じがすごくリアルでびっくりしました。また、AirPods Maxを装着してのオーディオも非常にリアルなサウンドでした。

さらに今回のPro Tools セッションを実際に確認することができるスペースもあり、お客様とバウンス清水が深いお話をされている状況が多く見受けられました。

今回のセミナーではApple Vision用のApple Immersive Videoの制作について、しっかり学ぶことができる濃厚な内容となっておりました!その模様をレポートしていきます!
Blackmagic URSA Cine Immersive

冒頭はブラックマジックデザインの石井氏よりBlackmagic URSA Cine Immersiveについての解説からスタート。Blackmagic URSA Cine ImmersiveはApple Vision Pro用のApple Immersive Videoを撮影するために開発された世界初のカメラでデュアル8Kセンサーは、それぞれの目が8160×7200解像度で撮影が可能とのことです。製品説明のあとはこのカメラの実際の使用事例や、関連製品の説明などもありました。
さらにこのセミナー前日に発表になったというライブ配信が可能になった100Gイーサネット搭載のBlackmagic URSA Cine Immersive 100Gを紹介。

さらにこちらも新しく発表されたFairlight Liveのお話。なんと、無料のアプリでも誰でも使えるソフトウェアベースのライブ用ミキサーです。ステレオから5.1サラウンド、あるいはイマーシブフォーマットまで対応したこのミキサーは界隈では話題沸騰中です。みなさんダウンロードして使ってみましょう!
関連記事:
NAB 2026 : Blackmagic Design DAVINCI RESOLVE 21 & URSA Cine Immersive
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NAB 2026 : Blackmagic Design – Fairlight Live
https://www.miroc.co.jp/report2/nab-2026-blackmagic-design-fairlight-live/
Blackmagic Design – Fairlight Live
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/fairlightlive
Videoの制作のワークフロー
続いてTHINGS.今村氏によるVideoの制作についての解説です。
撮影時の注意点や、編集時のテクニックなど惜しみなく解説してくれている印象で、今からURSA Cine Immersiveを使って制作をしようとする方にはとても有用な内容でした!
撮影時はVR酔いがないように激しいカメラの動きは避けた方がよいということ。編集時には視野範囲をどうするかの調整を細かくするなどの実際のテクニックを知ることができました。URSA Cine Immersiveは左目のカメラ、右目のカメラが独立していて編集も別々で可能となっていますが、視野範囲の設定もリンクして行うのがベターとのこと。左右違うと違和感が出てしまうそうです。また、使用するマシンについてのお話もありました。
Macはモリモリスペックマストハブらしいです。笑
今村氏が利用しているマシンのスペックは32コアCPU、80コアGPU、32コアNeural Engine搭載 メモリ256GBのMac Studio M3 Ultra。これだけモリモリスペックでも今回撮影した13分のコンテンツ書き出しは4時間掛かったとのことです。カラコレ前にノイズリダクションのみを行なって、一旦書き出した方が以降の書き出し時間を短縮できるなどの、健康に生きるためのテクニックなどの紹介も現場のリアルを感じました。


ASAF(Apple Spatial Audio Format)
そして、バウンス清水によるオーディオ制作についての解説がスタート。
今回の制作したコンテンツであるApple Immersive VideoではApple Spatial Audio Formatというフォーマットが納品フォーマットとなり、Pro ToolsでのASAFフォーマットを作るためのワークフローが紹介されていました。今回のコンテンツのレコーディングからミキシング、マスタリングと工程に沿った解説がなされていました。ASAFの制作ではApple より無料のAAX Plugin Suiteが提供されており、誰でも制作をすることが可能とのことで、各プラグインの説明がわかりやすく聞くことができました。


イマーシブコンテンツの未来はいかに?!
現在はApple Vision用となっているApple Immersive Videoですが、VRゴーグルやグラスなどの普及とともに一般的になっていくのかなと、楽しい未来を想像させてくれる素敵なセミナーでした。
参加者の方々もQ&Aコーナーで熱心にご質問されている方も多く、充実した内容だったと感じました。
次はBlackmagic URSA Cine Immersive 100GとFairlight Liveを使った、ライブ配信を題材にしたセミナーが開催されるのでしょうか?!楽しみです!!

最後に、今回撮影したコンテンツのお試し版をご覧ください。
アーティストのHanaさん、田中さん、浅見さん、ありがとうございました!

SONGS
Hana’s original songs
▶︎https://www.tunecore.co.jp/artists/hana_rnb_singer
M1: サラリーウーマン
M2: Pave the way
M3: Photograph
M4: Dear Fighters
MUSICIANS
Vocal: Hana https://lit.link/hana0228
Keyboard: 田中綾美
Guitar: 浅見卓矢
記事内に掲載されている価格は 2026年5月22日 時点での価格となります。
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