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ボーカルトラックは楽曲のまさに「心臓部」。多くのクリエーターが、「曲はバンバン作れるけどいいボーカリストがいなくて、、、」と言った悩みを抱えてるのはよく聞く話です。ただ、ご存知の通り、最近ではAIツールを駆使し、ボーカルトラックを作ることが徐々に一般化しつつあります。
もちろん、本物の人間じゃないために、そう言ったツールを使うことに対しさまざまな評価がされているのも事実ですが、、
ここではAI使用の是非についての話はしませんが、ボイスモデリングツールの1つ、IK Multimedia ReSingを使って、今回、合計8人(?)のボーカリストをチェック、オーディションしてみました。さまざまなボイスモデリングのアプリごとにシンガーの傾向があるように感じますので、この記事では、ReSing所属シンガーがどんなテイストなのかを感じ取ってもらえればと思います。皆様のご参考になれば!
第1章:ReSingの概要紹介
まず大きな特徴の1つは「ローカル処理」という点。ReSingは、クラウドベースのツールとは異なり、お使いのコンピュータ上で直接動作するプラグインおよびスタンドアロンアプリです。ただ、現在のコンピューターの性能やネット回線の速さを考えると、そんなに他のツールとの違いはないかもしれませんが、クラウドベースのツールの場合、ホストがダウンしたり混んでいたりすると、それに伴って処理が遅れたり、場合によっては使用できなくなることは確かです。(そんなに起きないことだとは思いますが)
シンガーの傾向は?
もしかしたら、ReSingに所属しているシンガーのプロフィール写真がほぼイケメン、美女ばかりなので、メインストリームヒットチャートを賑わすようなアーティストのような、「めちゃ上手い!」本格派シンガーが揃っているように感じます。もちろん、歌の良さの評価軸はそこだけではないので、皆さんの好み、耳でご判断ください!
※ReSingのさらに詳しい概要や基本スペックについては、こちらをご覧ください。
第2章:既存ボーカルを置き換えるステップ
手順は割と簡単ですが、ReSingの場合、すでにレコーディングされているボーカルトラックを置き換えることが大前提ですので、MIDIからボーカルを生成する他のアプリとの違いは認識しておいてください。
STEP1

ボーカルデータを読み込みます。DAW上のARA対応トラックでボーカルをインポートするか、スタンドアロン版なら画面上の「Player/Notification Area」に手持ちのオーディオファイルを直接ドラッグ&ドロップします。スタジオで綺麗に録音したデータだけでなく、スマホで録音したラフな歌声であってもOKです。
STEP2

次に、「Model Library」から使いたい声のスタイル(モデル)を選びます。充実したライブラリからプレビューして、楽曲のムードに合うボーカルをロードします。
STEP3

「Preview」機能を使い、全体をレンダリングする前に変換後のサウンドを試聴(オーディション)します。他のソフトも若干、状況は同じですが、加えた変更を瞬時に聞くことはできず、プロセッシングされるのを少し待つ必要があるので、あらかじめ、この前提を受け入れるマインドが必要ですね。(数年後には解決される問題かもですが)

キーを変えたい場合は「Transpose」を使えば、自然なトーンを保ったままピッチシフトが可能。さらに「Character」ノブを回して、声のトーンを明るくエネルギッシュにしたり、落ち着いたメロウな雰囲気にしたりと、好みに従って個性をシェイピングできます。
第3章:4人の日本人女性シンガーに歌ってもらいました
それでは、実際にバンド楽曲のボーカルトラックを、ReSingを使って日本人モデルに置き換えてみました。先日発売された「ReSing Voices Japanese Pack」(別売り)には、J-Popなどに最適な10種類の表現豊かな音声が収録されています。
ここでは、(すいませんが!)私の好みで女性シンガーだけに絞ってます。各モデルの説明はメーカーサイトのものなので、おおまかに参考にして下さい。
(1) Yuna

明るく若々しい、透明感のあるハイトーン
Kawaii, J-Pop向け
(2) Kayalara

空気感を含んだブレスが特徴的な、柔らかくも存在感のある声
Electronic, J-Pop向け
(3) Ayane

ピュアで焦点の定まった、クリアで輝きのあるトーン
Opera, J-Pop向け
(4) Kimika

力強く正確で、コントロールの効いたクリアな歌声
Ballad, J-Pop向け
上記シンガーを含む日本語ボイスを10種収録した拡張パック
(※ReSing / ReSing MAXをお持ちでなくても使用可能です。本製品をIK Multimedia Product Managerにて登録すると、ReSing Voices Packを利用可能なReSingソフトウェア/プラグイン(他のボイスモデル、ReSing Modeler、Import RVC、Import ReSing Model機能は含まれません)が提供されます。)
第4章:外国人シンガーにも歌ってもらいました
同様に、外国人モデル(英語)にも歌ってもらいました。すいません、今回も女性シンガーに絞り、幾人かいる中から、メーカーサイト上のサンプル歌声を聞き、直感で4人だけ選んでみましたのでご了承ください!
(1) Leyla

力強く、張りのある響き、ソウルフルな表現力
Pop, EDM向け
(2) Rika

豊かで温かみがあり、深みのある声質
Dance, Jazz, Pop, Rock向け
(3) Amber

明るく、少しかすれた質感と軽やかな響
Punk向け
(4) Naomi

ソウルフルで、温かみがあり、クリアな響き
Gospel, Soul向け
言語の壁を越え、ジャンルやムードに合わせて自由自在に声を操れる感覚は、まさに「ボーカル制作の解放」ですね!
このほかにも多くのボイスモデルが準備されています。フルコレクションをこちらからご確認ください!
第5章:どのシンガーが好みだったでしょうか?
ここで歌わせたのはサビ部分の、どちらかというと声を張るパートですので、Aメロ等のしっとりとした部分はまた違った声の響きになるかもしれません。また、用意されたCHARACTER、ACCENT、DYNAMIC、EFFECTSパラメーターを細かく調整すれば、自分のイメージに近づけることが可能です。さらに、EQ、コンプレッサー、ディレイ、リバーブなど、ボーカル処理時に用いる外部プラグインとの組み合わせで、歌の表情が変わることは皆さんご存知の通りだと思いますので、最終的には、それらいくつかのファクターを組み合わせた結果として、自分の思い描くボーカルトラックを作ることになると思います。
製品情報
10種のボイス・モデルと10種類の楽器モデルを収録
25種のボイス・モデルと10種類の楽器モデルを収録
1本のボーカル・トラックから追加のボーカル・パフォーマンスを自動生成
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記事内に掲載されている価格は 2026年7月6日 時点での価格となります。
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