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Session.4
日時:2015.6.27(土) 15:00〜
場所: Rock oN MIM Office
EGをVCFにかけると、一音の中で倍音の増減をコントロールし、音色の時間変化を作りだすことができます。ただ、コントロールする際の基点〜頂点を正しく意識して行わないと、うまくサウンド作りができません。直感的に分かりやすいVCAやVCOにかける場合とは異なった考え方が必要になります。
今回のセミナーでは、この考え方の違いに多くの時間をかけ、ARTURIAやKORG MS-20といったソフトシンセを使い、丁寧な解説が行われました。EGをVCFにかける場合の特有の設定として、数々のパターンについて、キーとなるポイントが紐解かれていきます。
EG >> VCFは、初心者にとっては効果がわかりにくい部分ですが、高山氏からResonanceつまみを最大限にあげ、フィルターを発振状態にして効果を確認する手法が提案され、各つまみの各プロセスに沿って、解説が行われます。
VCO – VCF < EG - VCA < EGを用いたサウンド作りの例として、シンセベースの音作りを解説。アタック瞬間の「ブ」から余韻の終わりの「ン」まで、この1音に含まれる音色の時間変化を作っていくと、まさにシンセベースのサウンドが再現されていきます。
最も用いられるのが、VCOのピッチを逆相のEGでモジュレートし、音の立ち上がりをしゃくるようにする効果。今回はシンセリードの音色に、このしゃくりあげるアタックをつけるプロセスを解説。各つまみの設定での注意点が細かく示されます。
この日、会場にスタンバイした実機は、
・Moog Voyager
・REONモジュラーシンセ HP>>
・Dave Smith Instruments Prophet ’08
・Access Virus TI2 Desktop
これらの人気機種を自由に触れ、受講内容を再現できるのも本セミナーの魅力です!
記事内に掲載されている価格は 2015年7月3日 時点での価格となります。
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