遂にAvidの名を冠した新たなるMboxこと「Avid Pro Tools Mbox」からmini、mbox、Proの3機種が一斉発表、予約受付開始しました!! NEW Avid HDでもキーワードとなっている「クラス最高」をテーマに、192I/Oの開発スタッフがAD/DA、プリアンプに至るまで新たにサウンドデザインを行った新生MBOXを今こそその手に!
Avid Pro Tools Mboxの3ラインナップは旧Mbox2を踏襲しているように思えますが、今作は各モデル毎に明確な差別化が計られているのが特徴。
・サンプリングレートはminiが48kHz、Mboxが96kHz、Proが192kHz
・接続端子はminiがUSB1.1、MboxがUSB2.0、ProがFirewire400 (400-800変換ケーブル付)
本体上の変更点で注目は上位2機種のみ本体中央に搭載された「Multi」ボタン。実はボタン1つで2つの好きなMIDIコマンドを記憶出来る便利機能なのです。プレス&リリースかプレス&ホールドによる動作で機能切替が可能で、例えばRECのOn/OffとUndo機能の組み合わせでマルチテイクを手元で実行など積極的なレコーディングの際にも重宝しそうです。ProTools Mbox Pro搭載のフットスイッチと組み合わせるのも面白いですね。
そしてマイクプリアンプ部に192I/Oでお馴染みのソフトクリップを新搭載。過大入力時にもアナログ卓のような自然なサーチュレーションを再現してくれます。Vocalレコーディングはもちろん、ダイナミクスの大きな楽器入力などにおいては大きなアドバンテージとなってくれるでしょう!
またUSBやFirewireで接続をしなくても、本体ACアダプターさえ接続していればスルーアウトや各chの信号入力をMixしてデジタル出力する等自由な設定が可能です。豊富な入出力を誇るProTools Mbox Proならミキサー代わりとしても重宝するのではないでしょうか。旧MboxではElevenRackの発売も有りMbox Proの立ち位置が微妙でしたが今作は最もデザイン・仕様ともにツボをおさえてます!
オープンプラットフォーム仕様で各種DAWに対応、さらにI/FはWin 7 64bit環境へも完全対応と死角無し、ご予約お待ちしてます!
Avid Pro Tools Mbox
http://www.avid.com/JP/products/family/Pro-Tools/Pro-Tools-LE/fc/Pro-Tools-LE-Systems/Pro-Tools-Mbox-Family
記事内に掲載されている価格は 2010年9月15日 時点での価格となります。
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