M-AUDIO M3-8はパっと見はシンプルな2ウェイスピーカー。しかしその実は中域ドライバと高域ドライバが同軸に配置された3Wayスピーカーなのです!
ドライバ数が増えればその分そのドライバで受け持つ周波数帯域が限定されるため効率よくクリアなサウンドを出力することが可能になりますが、その反面各ドライバで鳴らす音の切り分けに高い技術と開発者の耳が求められます。M3-8はそれを見事にクリアして3ウェイのメリットを大いに享受できるモニタースピーカーとなりました。
同社の製作用モニタースピーカーAV40は2009年に「アメリカで最も売れたモニタースピーカー」として賞に輝きました。この低価格帯ながら高いコストパフォーマンスをたたき出す技術と生産力はこのM3-8にも活かされています。
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高い忠実度の3ウェイ構造
M3-8は、M-Audioの新しい3ウェイ・アクティブスピーカです。中域ドライバと高域ドライバを同軸(インライン)に配することで、標準的な2ウェイ・モニタと同じサイズで、3ウェイ・モニタだけが提供できる忠実度の高い優れた音質、広いスイートスポットを実現したスタジオ・リファレンス・モニタです。
インライン・デザイン
中域ドライバと高域ドライバを同軸に配置することで、タイムアライメントが改善され、リスニング時の疲労が少ないクリアな音像の再生を実現しました。
軽量なケブラー繊維を使用した8インチの低域ドライバと5インチの中域ドライバは、信頼性の高い安定した中低域を、1インチのシルクドーム・ツイータはウェーブガイドを統合し、明快なサウンドを提供します。また、木製のバッフルを採用し、さらなる忠実度を求めてキャビネットの内部構造を最適化しました。
また一般的な3ウェイモニタよりも高域ドライバと低域ドライバの距離が短くできるため、スピーカーとリスナーとの距離を大きく取らなくてもよいという利点もあります。
3ウェイ、トライアンプ、3バンドEQ
M3-8には、高中低域のドライバそれぞれに専用のアンプを配した、トータル220WのクラスA/Bタイプのトライアンプを搭載し、高いヘッドルームを誇ります。
また、最適化されたクロスオーバにより、すべての周波数帯においてバランスの取れた忠実度の高い出力を可能にし、更にバイパス可能な3バンドEQやローカット・フィルタで設置環境やお好みのサウンドに合わせて音質の調整が可能です。
その他の特長
・木製バッフル採用、最適化された内部構造
・スイートスポットを簡単に探し出すことができるピンホール・パワーLEDを搭載。リスニングポジションからスピーカー位置を調整し、LEDがもっとも明るく輝いた場所が最適なスピーカー位置となる仕掛けです。
・入力端子:XLR端子(バランス)、1/4″標準フォン端子(バランス)、RCA端子(アンバランス)
・サイズ(W x H x D):約268 x 434 x 285 mm
・重量:約12.8 kg
記事内に掲載されている価格は 2013年8月21日 時点での価格となります。
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