ADAM、Focalに並びヨーロッパで格段のシェアを誇る総合スピーカーメーカーRCF。
※DSP内蔵ラインアレイスピーカーのVISAシリーズは、残響の多い空間で天井や床に音が留まらないようDSPで制御でき、ユネスコ世界遺産にも登録されている英国ウェストミンスター寺院のメインスピーカーとしてもインストールされていることでも知られています。
ミックス/マスタリングエンジニアから高い評価を得る「MYTHO」シリーズに続くスタジオモニタースピーカーラインナップ。その中の高パフォーマンスモデル「Ayraシリーズ」に白色カラーモデルが登場!
AYRAシリーズは最少サイズのモデルでもパワーアンプは低域用に35W、高域用に20WのクラスABタイプが内蔵されておりリミッターと高域可変EQも装備されています。
そのため自然でパワフルなサウンドを実現し、録音やトラックダウン、マスタリング、MA作業などの様々なアプリケーションに対応が可能です。
A great sound is made of small details
RCFでは、技術は技量で並んで立っている、と考えます。最も高度な生産技術に加えて、熟練したエンジニアが製品の音のチェックからすべてのコンポーネントまで行っています。
変換器部では、すべてのドライバーとトランスデューサーを手作業で細部に亘って、注意深くチェックされています。
設立当初から、デジタル技術の研究に力を入れていたRCFは、現在のスピーカー・システムの開発において最先端の技術を取り入れています。
DTM などの作業環境に合わせ、入力はXLR( バランス )、 フォーン (TRSバランス)、フォーン(アンバランス)、RCA(アンバランス) に対応しています。
Ayra Fiveを実際に聴いてみました
低域が非常に豊かなでありながらぼやけるような感覚がなく、無駄なくすっきりとまとまっています。中低域の解像度も良好で、ソフトドームツイーターによる高域は、昨今トレンドのハイスピードサウンドとは違いナチュラル指向。無理な派手さがなく、良い意味でカッチリしすぎていない落ち着いた音像。エンジニア好みのおとなしめで解像度の高さに注力したスピーカーという印象です。
2008年RCFは、自社生産によるスピーカキャビネットの更なる品質向上を求め、社内に木工所を構築しました。
最高品質のキャビネットを生産するため激選されたバーチ材を使用、世界でも数少ない高度技術を持ったコンピュータによりカットされます。
塗装に入るまでの、すべての作業はこのキャビネットチームの職人の手作業によって行われます。
完全な最先端の技術を提供するために、製品の最終音チェックに至るまで最大の注意を払い、すべて詳細に作られています。
記事内に掲載されている価格は 2013年7月22日 時点での価格となります。
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