アナログライクな挙動が魅力のRenaissanceシリーズ、定番マスタリングツールのL3とLinear Phaseシリーズまで、バランスに優れたSound Design Suite。40種の豊富なプラグインを揃えたこのオールインワン・コレクションが、期間限定2019年1月5日まで90% OFFの超特価です!
Waves Sound Design Suite
Waves Sound Designは映画界からScott Martin Gershin、そしてゲーム界からCharles Deenen、業界で最もハードワーカーと称される2人とWavesがチームを組み、サウンド・デザイン用途に必要なプラグインが揃っていて、非常に濃密なバンドルとなっています。
Sound Designにはボーカル、声等を調整するDeEsserや、Doubler、更にEnigmaやMetaFlanger、MondoMod、Morphoderと言った飛び道具を作れるエフェクト。そしてアナログ感のある、RenaissanceシリーズにアナログモデリングのVシリーズが備わっています。
位相を崩さずにマスターの補正を掛けるLinear Phase EQ、Linear Phase Multiband、そして各トラックにL1をインサートし音圧を整え、マスタートラックにはL3を掛けて音圧を稼ぐなど、マスタリングに必須なプラグインも数多く収録しています。
L3シリーズはL3 UltramaximiserおよびL3LL Ultramaximiserのみ収録、GTR3にはGTR3 Amps、GTR3 Stomps、GTR3 ToolRack、GTR3 Tunerの4つのプラグイン、それとSibilance、VU Meterが追加収録されています。
収録プラグイン
C4 | L1 Ultramaximizer | Q10 Equalizer |
DeEsser | L2 Ultramaximizer | Renaissance Axx |
Doppler | L3 Ultramaximizer | Renaissance Bass |
TransX | L3-LL Ultramaximizer | Renaissance Compressor |
UltraPitch | Linear Phase EQ | Renaissance EQ |
Doubler | Linear Phase Multiband Compressor | S1 |
Enigma | MetaFlanger | SoundShifter |
GTR3 Software | MondoMod | SuperTap |
H-Comp | Morphoder | V-Comp |
H-Delay | Paz Psychoacoustic Analyzer | V-EQ3 |
LoAir | PS22 Stereo Maker (TDM only) | V-EQ4 |
Electric Grand 80 Piano | Sibilance | Eddie Kramer Drum Channel |
今回はその中からいくつかのプラグインをピックアップします。
Electric Grand 80 Piano
(単品購入なら¥8,964相当) 2018年6月より、ヤマハが誇る名機CP80を再現した新プラグインmElectric Grand 80 Pianoが追加されました。プラグインエフェクトで有名なWAVESですが、ここ数年はインストゥルメント系にも力を入れています。
CP80は、1970年代半ばに登場した電気グランドピアノで、アコースティックもエレクトリックも知り尽くすヤマハでなければ創り得なかった楽器といえます。ローズやウーリッツァーのような響きともまた違う個性ある鍵盤楽器で、様々なアレンジで使いたくなる音です。
H-Delay Hybrid Delay
(単品購入なら¥22,680相当) 古き良き、クラシックな音色とキャラクター。Wavesのテクノロジーが実現する機能とフレキシビリティ。Waves Hybrid Lineは、アナログとデジタル、両者のその優れた点を一つのプラグインに結実したラインナップです。
フィルター処理、フランジャー/フェイザー効果といった、伝統的なPCM42スタイルのエフェクトからスラップバックエコー、ピンポンディレイ、モジュレーションのかかったテンポ同期まで、Waves H-Delay(Hybrid Delay)は直感的なインターフェイスを用いて素早くコントロールできます。
L3
(単品購入なら¥45,360相当) L3シリーズはL3 UltramaximiserおよびL3LL Ultramaximiserのみ収録となります。
L3 Ultramaximizerは内部でマルチバンドのピーク・リミッティング・ミキサーを動作させながら、L2並みのシンプルな操作を実現しました。
またミックス、トラック毎、楽器毎のマキシマイズを行うマルチバンドピークリミッター、L3-LL Ultramaximizerも収録しています。
Renaissance Bass
(単品購入なら¥12,960相当) Renaissance Bassは言わずと知れた定番プラグイン。殿堂入りと言っても過言ではありませんね。低域を持ち上げ、かつミックスバランスも崩さないので、ミックス途中での物足りなさを満たしてくれます。太い低音を作るには欠かせないプラグインです。
Lo Air
(単品購入なら¥12,960相当) LoAirが含まれているバンドルは3種類しかないので、知らない人も多いのでは?と思われますが、実はすごいんです。ハーモニック生成プラグインなんですが、ブーストする低音の倍音成分を自分で調節できてしまうんです!!調節によっては、地響きのような重低音サウンドも自由自在です。
Doubler
(単品購入なら¥19,440相当) Doublerはその名の通り、ソースとなる音に、ピッチ(ピッチモジュレーション)や時間軸(ディレイ)を若干ずらした音をあてて、あたかも複数の楽器を同時に鳴らしたかのような効果を再現する「ダブらせるコーラス系プラグイン」です。ピッチシフトとモジュレーションのパラメーターを持ちます。
Doubler 2
Doubler 2
画像上が2声のDoubler2、下が4声のDoubler4です。二つの違いは、2か4の音数のみ。この通り音程、ディレイ値、個々の音量、フィードバックの大きさ、音の揺れ幅とその速度、オクターブ下げ、パンニング、EQなどいろんな加工が出来ます。
画面中央にある三つのウィンドウは、原音を加工して生まれた音を表すカラフルな丸形をマウスでつかんで操作出来ます。
順に説明していくと、左ウィンドウがパンニング。それぞれの音像がどのくらいの定位かというのを設定出来ます。半円の中心から外に向かって音量も調節可能です。Mono to Stereo、Stereo to Stereoのフォーマットで使用できます。
そして中央ウィンドウは音のピッチとディレイ値。原音になる1番を基準にして左右に操作します。一番左がディレイ無し。右にいく程ディレイ値が増えます。そして、中心の点線部分を中心に上下に操作するのが音程。中心が音程差なし。上にいく程音程が上がり、下にいく程下がります。
最後に、右ウィンドウは全体のEQ。今回はコーラスにかけてみたので1Kから上をちょっと持ち上げてみました。ここは本格的なEQプラグインではないので、ちょっとした色づけや余分なところをカットする程度で使うといいです。
このDoublerひとつで、1声だったコーラスがあっという間に4声にまで変化するので、音を分厚くするのに便利です。また、ギターのコーラスやオクターバーなどのエフェクター感覚でDoublerを使用してもいいですよ。試しにOverDriveやDistorsionギターにかけてみましたが、一般的なコーラスでは不可能な自然なダブり効果があってかっこよかったです。パンやディレイ値も設定できるのであっという間に分厚いギターの壁を作ることができます。ギターソロの際にパンを全てセンターにしてうっすらダブらせても、独特な前のめりなサウンドになってなかな良いんですよ。ホストアプリのオートメーション機能で「ここ!!」という所にがつんとかけちゃってください。
S1 Stereo Shuffler/Imager
(単品購入なら¥5,200相当) S1 Stereo Shuffler/Imagerは、ステレオ音源の定位をコントロールするプラグインです。
ステレオ音源はLR間で音を定位する訳ですが、通常はPANで左寄り⇔右寄りなどコントロールをしますよね。このプラグインはそれを視覚的にも分かるようにコントロールできるものです。
画面中央にあるのが「ベクトル画面」になります。コマのような形をしていて、これで具体的な音像の定位状況が一目で確認できます。左右に広がっている逆三角形の部分が音像の広がりですね。そして、中心の軸が音像の方向。パラメーターでいうと、左右の広がりが「Width」で軸が「Rotation」です。他にもBass Trimで±3dBの微調整が可能だったり、「Shuffle」や「Freq」などのパラメーターで音質を変化させる事もできます。
実際に操作すると分かるのですが、音像の広がりをキープしたまま、左右に定位ができるので、まさに「『点』ではなく『面』」でコントロールが出来るわけです。
さて、ここで、画面両端に注目して見ましょう。Input ModeとMater Modeとして、「L-R」と「M-S」とありますね。M-Sと見て、ピンと来た方もいらっしゃるんではないでしょうか。
そうです、このボタンはステレオをどうやって算出するか切り替えができるんです。「L-R」に関しては、そのまま奇数チャンネルに入力しているものをLチャンネル、偶数チャンネルに入力されているものをRチャンネルとして扱います。
もう一方の「M-S」というのは、ステレオ音源の録音方式の一つです。(他にA-B方式、X-Y方式なんていうものもありますが、あまり掘り下げると脱線してしまうので、ここでは割愛します)M-S方式のそもそもの仕組みは、単一指向性のマイクと双指向性のマイクの和と差でLRを算出するものです。
S1では、このスイッチをM-Sにすることで、単一指向性の回線(奇数チャンネル)と双指向性の回線(偶数チャンネル)を、足し算した音声をLとし、引き算した音声をRとして扱います。
というわけで(少々長くなってしまいましたが)ステレオ音源がどちらのモードなのかをこのスイッチで変換します。
そしてそのボタンの下にある左右の矢印は見た通り、左右を入れ替えてくれるもの。LとRを間違えて録ってしまってもこれでひっくり返せるわけですね。音源によってはわざと左右入れ替えるというのもいいかもしれません。
WAVES
https://www.minet.jp/contents/promotion/waves-jpn-201812/
記事内に掲載されている価格は 2018年12月17日 時点での価格となります。
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