ポイント1 : シンプル、ワクワク、ハイテンションを再びポケットに
説明書を読まなくても、なんだったら他人からポンと手渡されてもすぐに使えるシンプルさ。
CM-15はコンデンサーマイクとしての準備がそれ単体で整っています。ユーザーが行う準備は、どこで使いたいか、何を録りたいかを考えれば良いだけ。文字にすれば他のマイクも含めて当たり前の事なのですが、創作意欲に対する驚異的なセットアップスピードもCM-15の魅力です。湧き出たアイデア、吹き込めハイテンション。
厳かなスタジオマイクたちが持つような、ソースに対してマイクの種類とマイキングは慎重に選びましょう、なんていう気難しさは一切感じず、初めて使う人でも手に取った瞬間思わずスイッチをオンにしてしまうワクワク感。
ポイント2 : クリエイティビティを止めない機動性、ふたつの駆動方式
内蔵電源は10時間駆動可能なので、妥協できないインタビューや急な現場にもCM-15と議事録用スマホ/コンピューターがあればOK。
スマホ一つでええやん、となるかもしれませんが、CM-15の1インチラージダイヤフラムと3段階のゲインステージ、内蔵コンバーターはICレコーダーとは異なり音楽的なので、歌唱はもちろん、ゲストの声の温度をしっかりキャプチャーします。インタビューデスクにCM-15があれば、これもひとつのネタになるかも?
設備の揃った本格的な場所に連れ出したなら、XLRケーブルで外部HA経由の収音も可能。
指向性も一般的なラージダイヤフラムマイクと同様なので、軽量なボディを活かしてプラスワンのモノラルアンビマイクとしても。CM-15はどこに居てもその場のアイデアのお手伝いをします。
ポイント3 : 本格的なマイクでありながらガジェットの枠を決して超えない親和性のあるデザイン
耐ノイズに優れたアルミ削り出し筐体、同色のグリルはメッシュパターンも考えられたもので、プロダクトの本質部分には決して尖ったエッセンスを入れていない所と、且つサウンドもしっかりと個性のあるものに仕上がっているのもポイント。
完全な業務機でもないし流行り廃れるガジェットでもない。
非常に高いデザインセンスと普遍的なスペックという相反するイデオロギーが静かに主張します。
プロダクトの真実を体験!2024 レビュー記事
記事内に掲載されている価格は 2024年1月12日 時点での価格となります。
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