AES 2017の事前情報で発表され話題になった NEUMANN U 87 Rhodium Edition の販売がついに始まりました!
U87 RHODIUM EDITIONは伝統のU87マイク生誕50周年を記念して、世界限定500本だけ生産され、日本国内では20本のみの販売となる特別モデルです。
U87 RHODIUM EDITION は、現行製品のU 87 Aiと同等の仕様/性能です。筐体とサスペンションに金より貴重と言われるロジウムをコーティングし独特の精悍で高級感のある輝きを放っています。ロジウムは耐食性が高く変色がおきません。さらに硬度がHv800~1000もあり(金メッキはHv150~170)摩擦傷にも強いため、長く使ったとしても買った時の美しさが持続するのも特徴です。
※国内20台限定販売のため、予告なく販売完了をさせていただくことがございます。
U 87 Ai
※U87 RHODIUM EDITION は、現行製品のU 87 Aiと同等の仕様/性能です。
1967年に発売された初代U87から時代とともにモデファイしながら40年の長きにわたり愛され続けるシリーズ最新機種が『U87Ai』です。3つの指向性パターン(無指向性、カーディオイド、双指向性)を持つデュアルダイアフラムカプセルを搭載。10dBのプリアッテネーション・スイッチを搭載し、スイッチオンの場合、音圧レベルを歪み無しで127dBまでレコーディング可能。ローカットスイッチも搭載し低域の干渉を弱めることが可能。
U87Aiはスタジオでの一般的な目的のほとんどのアプリケーションや、放送や映画やテレビのために最適。オーケストラのレコーディングのメイン・マイクロホンとして、単一の楽器のスポット・マイクとして、そしてあらゆるタイプの音楽とスピーチのためにボーカル・マイクロホンとして広く使用されています。
ヒストリー
いまや世界有数のマイクブランドとして認知される『NEUMANN』の歴史は第2次世界大戦以前にまでさかのぼります。
最初に有名になった製品は戦時中に軍用として開発されたマイク『CMV 3』。これはあのヒトラーも演説で使用し、今も写真等で確認することが出来ます。CMV 3は特徴的な中域を持つ真空管のマイクでした 。Blue MicrophonesのBottleがこのスタイルにインスパイアされてデザインされています。
その後現在でもビンテージの頂点に君臨する『U47』が作られ、その次世代モデルとしてコンパクトで指向性の切り替え機能を持たせた『M49』がデビューします。M49は派生モデルを多く生み出し『KM56』『SM69』など真空管にAC701(真空管)を使用したマイクが数多く作られました。
そしてグリルの音の透過特性やボディーの音の解析など、マイク本体の音響特性も考え抜かれてデザインされた『U67』の後、真空管からトランジスタへ時代が変わり遂に1967年に『U87』が誕生します。
U87はU67で培った技術をその当時の最先端のトランジスタ技術に置き換え設計されました。デビュー当時のU87はバッテリーを内蔵することが可能な7Pinコネクター仕様でしたが、それをXLRタイプにしON/OFFスイッチを付けた『U87i』が生まれ、そして録音機材の進化の中で感度を10dB向上させたK870カプセルを搭載した『U87Ai』へと進化を遂げるなど、NEUMANNマイクを代表するU87シリーズは特徴的な音質やキャラクターを変えることなく現在も世界中のレコーディングスタジオで活躍中です。
NEUMANNやU87Aiをじっくり知りたい!
記事内に掲載されている価格は 2018年6月11日 時点での価格となります。
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