定番モニタースピーカーADAM Audioの創業者であるクラウス・ハインツ 氏は、理想のモニタースピーカーを追求するために独立。新しいスピーカーブランドHEDD AUDIOを起こしました。
メーカー公称50kHz(±4dB 20kHz)を誇るリボンツイーターの正確を極める解像度。そしてデンマークのアンプメーカーによる『ICEpower? パワーアンプ』(?も含む) は、クラウス・ハインツ 氏のもっともこだわりが見えるところ。
そしてHEDD AUDIOのリファレンスモニタースピーカーはオプションの「HEDDブリッジ」と呼ばれるモジュラー入力・カード・システムを取り付けることで、Dante、AES67、AES/EBU、USB、そしてなんとBluetoothワイヤレスに対応。スタジオ機材のネットワークオーディオ化が進む、これからのスタジオに素早くビルトインできる高い拡張性を誇ります。※2016.11.30現在は発売日未定
HEDD Audio。新たなワールドスタンダードとなるべく、日本に上陸です!
HEDD(Heinz Electrodynamic Designs)とは?
そしてこれは序奏にしか過ぎません:
我々は、USB2や無線も同様にHEDDブリッジによって解決することに取り組んでいます。HEDDのまさに開拓者的な製品にご注目ください!
HEDD AUDIO公式HPより抜粋。
[eStoreClipper1A mdin=’41581′ img=’LINK’] [/eStoreClipper1A] [eStoreClipper1A mdin=’41582′ img=’LINK’] [/eStoreClipper1A] [eStoreClipper1A mdin=’41583′ img=’LINK’] [/eStoreClipper1A]エアーモーショントランスフォーマー
スピーカーを造る方法についての多くの考えのうち、オスカー・ハイルの(1908–1994)Air Motion Transformer(AMT)は、空気を動かす方法において他に類がありません。スピーカーの歴史では、多くの異なる変換器デザインが出現しました。
それら全ては、ダイアフラムの動く速度が1:1の比率で空気を動かすピストンのようなダイアフラムを特徴とします。 我々がエレクトトロ・スタティック及びマグネティック・スピーカー、リボン、ボイスコイルベースのドーム及びコーンスピーカーまたは同じような派生デザインについて話すかどうかにかかわらず、これら全ては上記のデザイン・アプローチに他なりません。
異なるデザインは、ドイツ人でアメリカの物理学者オスカー・ハイルが全く新しい考えに基いて、折りたたまれた弾性を持ったダイヤフラムを提案する1960年代初期までは存在しませんでした。アコーディオン状に折り曲げられたダイアフラムが磁界内に置かれ、そのダイアフラムに仕込まれた導体に信号電流が流れると、隣り合ったプリーツ同士が吸引および反発を行い、その谷間の空気を放出または吸入するという動作原理に基づいています。
この方式の第一の特徴は、通常のユニットがダイアフラムに接した空気を1:1の比率でドライブするのに対し、アコーディオン状のプリーツによって圧縮された空気が3~5:1の比率で外気をドライブするエアモーション変換動作にあります。それはピストンモーションで空気を直接ドライブする、といったいわゆる一般的な形態による振動板というものは存在せず、したがってそれに起因する伝達ロスや歪みも発生しません。
しかし何よりもハイルドライバーのメリットは、圧縮伸張動作を行うダイアフラムによって、空気の動作スピードが何倍にも加速されることがあげられます。それはちょうどホーンと同じように空気負荷がよくかかることを意味し、立ち上がりおよび立ち下りの時間は大幅に短縮されます。結果ふつうのダイレクトラジエーターでは決して得られない、圧倒的なダイナミック・トランジェントが実現されることとなります。
1990年代初期に、クラウス・ハインツは彼がコンパクトで、信頼性が高く、優れた音質のツィーターを造るためにAMTを使ったというハイルの考えに興味をそそられました。ハインツは、後にベルリンでハイルの発明に基づくスピーカーを製造する会社であるADAM Audio社を創立しました。ハインツによってデザインされたX-ARTツイーターは、彼がADAM Audio社に在籍している間、 HiFiとスタジオ・モニター市場で広く称賛され、徐々にスピーカーのラウンドスケープとして革命をもたらしました。
今日、HEDD (Heinz Electrodynamic Designs)は、AMTの開発を更に一歩進化させました。 HEDDのスタジオ・モニターにおけるAMTは、特別なウェーブガイドにより従来より低いクロスオーバー周波数を実現し、より強い磁場は歪、及びインターモジュレーション低下させます。そして、それは2ウェイ・スタジオ・モニター(例えばHEDDのタイプ05とタイプ07)のミッドレンジを形づくるために非常に重要です。
HEDD ブリッジ
もし、より多くのアナログ・スタジオモニターが望むならば、HEDDブリッジシステムが貴方のモニタースピーカーをAES3/EBUやDante 、更にRavenna/AES67のようなAudio-over-IPの環境でさえ使用可能にします。 我々が設計した入力モジュールは、全てのモニターの背面にあるフリーカードスロットに取付可能です。さあ、どの好みを選ぶかはあなた次第!
※2016.11.30現在は発売日未定
ラインナップ
Type 05
Type 05モデルは、真の多用途機だといえます。この強力なパフォーマンス、デジタルとの接続性、そしてコンパクトなサイズは、放送局、レコーディングスタジオ、マルチチャンネル・セットアップ、VoIP 会議のための理想的な選択肢です。
Type 05は、5インチ(13cm)ウーファーと高解像度のエアーモーション・トランス (HEDD AMT) による2ウェイシステムです。44 Hz から 50 kHZ までの周波数範囲における高い精度を提供します。
[eStoreClipper1A mdin=’41581′ img=’LINK’] [/eStoreClipper1A]Type 07スタジオモニターの持つ汎用性とパワフルな音を古典的なニアフィールド・モニターと同じように説明することは正しくありません。
一見、このモデルの標準的なサイズや7インチ(約18cm)ウーファーとエアモーショントランス(HEDD AMT)の伝統的なセットは、技術の向上を見て取ることができないかもしれません。しかし、その各種構成要素、特にケーシング方法、アンプ、およびダイヤフラムの内部配線等の注意深い調整によってこのモデルは、開発初期の段階から私たちを驚かせるほどの音波の安定性、強度、空間性、そして透明性を創り出しました。2×100ワットアンプと非常に良くバランスのとれた周波数応答により、Type 07モニターは、この適度なサイズとスマートなデザインからは想像を超える程の音量と音質を提供します。
これは正に、Type 07が適しないオーディオ分野がほとんど無いということの理由です。というのも、この優れたデザインは、放送環境においてもレコーディングやミックスダウン・スタジオと同じように素晴らしい役を果たしてくれるからです。
HEDDタイプ30は、プロフェッショナル・スタジオモニターのニーズと要求を満たす特別なミッドフィールド・モニターです。
Tyoe30は、洗練されたスタジオスペースまたは放送局関連設備にかかわらず使用できるオーディオモニターです。この3ウェイシステム構成のモニターは、様々なフィールドでのアプリケーションで理想的に働きます。水平に配置された2つの7インチウーファー、5インチウーファー、HEDD AMTツイーター、そして4×300ワットのアンプは、30Hzから50kHzまでの超広帯域をドライブします。この卓越した技術的事実だけが、自らを物語ります。
タイプ30の開発中に、構成要素の一群が生み出す音響的精度は我々を魅了しました。低域と中域の再生時に非常に高い忠実度を有することや、HEDD AMTの鮮やかで、透明な高周波特性のプロデュースがもたらすものです。
[eStoreClipper1A mdin=’41583′ img=’LINK’] [/eStoreClipper1A]記事内に掲載されている価格は 2017年1月10日 時点での価格となります。
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