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カジュアル層からマニアック層まで虜にする多機能シンセサイザー「Teenage Engineering OP-1」
シンセサイザーは何だが敷居が高い、仕組みが分からないと音作りが出来ないんじゃないかと心配される方に是非ともオススメしたい逸品です。もちろん、そうでないシンセフリークの方にもご満足頂ける製品だと言えますよ。
OP-1ってどんなことが出来るの?
まずは何が出来るのか大まかにご紹介します。
★シンセサイザーとして
▶7つのシンセサイザーエンジンと1つのサンプルを搭載!※随時アップデート予定
1.Dr WAVE 8ビット・シンセ
2.FM 4オペレーターのFMシンセ
3.Pulse デュアル矩形波オシレーター
4.String フィジカル・モデリングの変形版
5.Digital ウェイブ・シェイパー付きデジタル・シンセ
6.Phase フェイズディストーション
7.Cluster マルチ・レイヤー・オシレーター・クラスター
8.Synth Sampler 各スロット6秒のサンプリングタイム/strong>
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★リズムマシンとして
▶各スロット12秒のサンプリングタイムを持ったドラムサンプラーを搭載!
1.Drum Sampler 各スロット12秒のサンプリングタイム ※自動レイアウト機能付き
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★サンプラーとして
▶サンプリングは本体のライン入力もしくは内蔵マイクを使って録音。FMラジオを搭載しているため、ラジオからのサンプリングも可能です。声ネタ使用にはラジオ録音機能がすごく使えますね!
1.シンセサイザー音源としては6秒のサンプリングタイムを搭載。
2.リズム音源としては12秒のサンプリングタイムを搭載。
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★レコーダーとして
▶テープレコーダー形式のマルチトラックレコーディング機能を搭載!
1.4トラック。Solo機能付き。
2.再生テープスピードは自由自在。
3.通常スピード時には6分まで録音可能。※低速スピード時には24分まで録音可能。
4.リバース録音可能。
5.再生ポイントを調整可能なループ機能。
6.リフト、スリップ、ドロップなどクラシックなテープ編集機能。
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★シーケンサーとして
▶一般的な種類からOP-1独自の特殊な種類を含めて全三種類を搭載!予測不可能な偶然性を重視したシーケンサーから堅実なステップシーケンサーまであります。※随時アップデート予定
1.ENDLESS シーケンサー Shiftを押しながら鍵盤を弾くだけでステップ入力が可能
2.PATTERN シーケンサー 一般的なステップシーケンサー
3.TOMBOLA シーケンサー 6角形の枠内を跳ねる玉のようにランダムなパターンを生成するシーケンサー
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★エフェクターとして
▶音作りには必須なエフェクターを5種類搭載!特徴的なのはそのコントロール方法!エフェクターとしてボクサーが登場したり、牛が登場したり、本当にグラフィカルな楽しい操作画面が表示されます。OP-1を触っていて一番楽しいと感じる部分でもあります。※随時アップデート予定
1.Delay クラシックなディレイ
2.Phone 電話ボイス・エフェクト
3.Punch サウンドにパンチを
4.Grid グリッド・エコー
5.Spring スプリンググ・リバーブ
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★エンベロープとして
▶音にニュアンスを付けるには必須機能!ふわっとした音や歯切れのいい音など表現方法はエンベロープ次第!※随時アップデート予定
1.通常のADSRタイプ
2.Dynamic Envelope ドラム専用エンベロープ
エンベロープがすごく視覚的でADSRなんてパラメーターの意味を理解していなくても感覚的に使えます!素晴らしい!
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ずらっと記載しましたが、シンセサイザーとしての基礎機能はしっかりと漏らさず搭載しています。
これらを一通り体感すれば、OP-1が単なるオモチャではないことがはっきりと理解できます。
しかし、操作性が優れていなければ、どれだけたくさんの機能を搭載していてもコントロールするのが煩わしくなってしまいます。シンセサイザーによく有りがちな展開ですよね。如何に素早く機能にアクセス出来て簡単に仕組みが理解できるかが素晴らしいシンセサイザーの条件になります!
触って分かる優れた操作性!まずは遊んでみよう!
各音色のエディットやエフェクターのパラメーター操作は全て中央の4つのノブで行います!
この統一感はすごく分かりやすい!更に各項目はノブの色とリンクしています!迷った時もすぐに色で認識することが出来ます。たくさんのパラメーターを調整することは出来ませんが、効果的なパラメーターが予めノブ4つに割り当てられています。エディット画面はとてもカラフルでゲームをプレイしているような感覚!
その他楽器やDAWとの接続はこんな感じ!
★MIDIキーボードとして
OP-1にはUSBケーブルが付属しており、一本でMIDIデータのやり取りを行います。DAW搭載のPCやその他USBMIDI対応のシンセサイザー、リズムマシンと接続することで内部の音源をOP-1のキーボードを使って演奏が可能です。鍵盤タッチは鍵盤というよりスイッチの感覚に近いです。ベースの入力やリズムパターンの入力にはとりわけ使い勝手が良く感じます。
※TeenageEngineeringのOplabを使用することでUSBMIDIからMIDI DINタイプに変更できるため、USB対応で無くてもコントロール可能ですよ。
★音源モジュールとして
OP-1はUSBMIDIのみ対応しているので、その他USBMIDI搭載キーボードを繋げると、特別な設定を施さなくてもすぐに鳴らすことが可能です。※OP-1側はminiUSBなので、通常のケーブルだと変換が必要です。
非常にユニークな機能を搭載しながらも、基本機能はしっかりと踏襲しているOP-1。
単なる変わり種には留まらず、実用面もしっかりと考えられたオンリーワンシンセをあなたのコレクションに加えてみてはいかかでしょうか。きっと今までと違ったインスピレーションを加える1台になるでしょう!
Rock oN Umeda Rock oN Shibuya 共に店頭展示機ご用意しております。
[eStoreClipper1A mdin=18367 normalprice=’AUTO’ img=’ZOOM’]GET[/eStoreClipper1A]記事内に掲載されている価格は 2015年8月20日 時点での価格となります。
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