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15
Sep.2011
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究極のハンディレコーダーR-26とV-Remastering技術が示す音楽制作の未来! Roland新製品発表会レポート!!

さて製品発表会前にはレコーダーが出るという噂こそあったものの、先日生産完了となったR-09HRの後継機的なコンパクトレコーダーかと思いきやそこに登場したのはガッチリ本気モードの6chハンディレコーダー「R-26」。その正体は圧倒的な機能性と利便性を兼ね備えたROLANDが満を持して放つ究極のハンディレコーダーだったのです!

そして発表会の後半には今後の音楽制作における新たなアプローチを提唱するV-Remastering技術の片鱗とも言えるソフトウェア「R-Mix」を試験公開! そこにはRolandが描く音楽制作の未来が感じられました!
●24bit / 96kHz対応で業務用途にも様々な可能性を感じさせてくれるR-26
まず24bit/96kHzでの6ch同時レコーディング可能なハンディレコーダー、指向性&無指向性のステレオマイクを独立搭載というスペック面も魅力的ですが本製品で特筆すべきはレコーダー機能とUSB I/Fとの高度な連携でしょう!
ハンディレコーダーながら24bit/96kHzでのAsio対応を果たした事によりWindows環境下において様々な可能性が生まれました。
  • ★1:USB I/Fとして使用時、レコーディングする際に本体内蔵マイク(Omni & XY)、外部入力から自由にサウンドソースを選択出来る点
  • ★2:任意のマイクソースを使って本体に録音しながら、PCにも同時レコーディングが可能な点
特に後者ではPC自体にトラブルが合った場合の保険として機能するため現場では助かりますね。
失敗を防ぐという意味ではR-05やOCTA-CAPTUREなどで好評だった録音前リハーサルで適正な入力Gainを示してくれるオートセンス機能もしっかり搭載。利便性の面でも抜かり有りません。
従来のハンディレコーダーではUSB I/F機能はレコーダーの延長線上でしかないイメージがつきましたが、R-26はこの両機能を高度に融合させる事で活躍の幅を大きく広げています。まさに皆が待ち望んだ妥協の無いハンディと言えるでしょう!
●本製品への期待の高さを感じるアクセサリーへのこだわりも見逃せません!
同時発売が予定されているOP-R26CWですが、特にウインドスクリーンの作りが単体機顔負けの厚さで、従来のような簡易アクセサリーキットと思ってスルーしていると非常に勿体ないです。R-26でのフィールドレコーディングを行うなら必需品ですので(CMではないですが)是非一緒にお求め下さいね。吹かれ知らずになれますよ。
R-26は9月23日よりなんと¥44,800で発売開始!! 今なら初回予約特典としてMOGAMI製マイクケーブル3mをプレゼント致します!!  まさに万能の最新ハンディR-26をこの機会に手に入れて下さい!!
●発表会後半ではV-Remastering技術の片鱗「R-Mix」ソフトウェアを先行公開!
R-26だけでは終わりません、Rolandが長期にわたり開発を続けてきたというV-Remastering技術の片鱗とも言えるソフトウェア「R-Mix」が公開されました。
本ソフトウェアは画像の通り2Mixの素材を「縦軸に周波数、横軸にPan」という形で解析。任意の周波数を抜き出してエフェクト処理やピッチ変更をしたり、特定の素材をマイナスしたり、応用して特定ノイズを除去したりと、複雑な処理を驚くほど簡易的なインターフェースで実現してしまいます。
●精度の向上次第で音楽制作の可能性は大幅に広がる
この技術がリリースされる事で、例えば2Mixから分離したトラック素材をmelodyneのDNA機能でより細かくPoly解析Editしたり、人気のStutter Edit等でVocal トラックだけをRe-Mixしたりと音楽制作のアプローチ自体が大幅に拡大されるのではないでしょうか。
V-Remastering技術を使ったR-MixはWindows版だけでなくMac版も開発中との事で、営業担当様曰くお手頃価格で年末頃のリリースを予定しているそうです!マイナスワン機能に限定したiOSアプリ版も開発中でバンドマンの練習用途などにも活用が期待されますね。
そして来年以降もにV-remastering技術を応用した大型製品開発が行われるのはもはや疑いようがありません。Rolandが描く新たな音楽制作の未来に注目です!

R-26の通販はこちら!

記事内に掲載されている価格は 2011年9月15日 時点での価格となります。

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