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シンセサイザーが集まるSUPERBOOTH16の中でミキサーコンソールを出展して目立っていたのはZÄHL ELEKTRONIK-TONTECHNIK。設計者のMichael Zähl氏は35年以上ドイツでプロオーディオ機器をオーダーメイドしてきました。彼の仕事の中で特に有名なものはCANやKRAFTWERKなどのクラウト/プログレロックの名プロデューサーであるConny Plankのスタジオのメインコンソールです。70’~80’のジャーマンロックで聴けるあのサウンドはZÄHLのもの。好きな人にはビンビンと感じるものがあるのではないでしょうか。
長年エンジニアのためだけにオーダーメイドで作っていたコンソールを製品化したものが2012年から展開しているAM1です。
AM1はモジュラーコンセプトで8chから最大48chまでのモデルをオーダー可能。フルアナログ回路でエアリーなEQが特徴的。これでないとダメというエンジニアから絶大な支持を得ています。
ジャーマンロック史を支え今だに愛されるAM1のEQ部分をAPI500モジュール化したステレオEQモジュールがこのEQ1。
Hi/High Mid/Low Mid/ Low の4バンドEQでLOW CUT付き。HiはBELL/SHELFの切り替え可能。それぞれのBandでゲインレンジを+/- 15 dB か +/-5dBで選択可能。ミックスからマスタリングまで幅広く対応します。
こちらもAM1の機能をAPI500モジュール化。IM1 M/S INSERT MASTERです。M/S処理機能を搭載した、製品としては珍しいインサートモジュールです。
writer. IH富田
ZÄHL ELEKTRONIK-TONTECHNIK >>
記事内に掲載されている価格は 2016年4月3日 時点での価格となります。
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