日本メーカーとして数多くの業務向け製品を展開するTASCAM。AESでは大きな発表はなかったものの、多くの来場者で賑わっています。やはり日本の製品の持つ、安心感と、きめ細やかな機能が受け入れられているのではないでしょうか。
今回のAES SHOWでの新製品は、64ch Master Recorderとして高い人気を誇るDA-6400の出力モジュール。以前より、リリースの情報が出ていたAnalog対応のカードが遂に登場です。写真右上のIF-AN16/OUTがそれです。2口のD-SUBにより16chのAnalog OUTが提供されるということ。モニタリング用にアナログの出力が活躍すること間違いありません。次は、InputのModuleの登場に期待したいですね!!個人的には、Air Micの入力を想定して、8in/outの製品がほしいところです。
そして、同じくDA-6400用のSSDに480GBモデルが登場しています。メーカー純正ということで、しっかりと耐久試験をパスしたモジュールが提供される。しかもそれほど高い値段ではなく販売がされているのもDA-6400の魅力の一つ。これまでは240GBしか準備されていませんでしたが、大容量メディアの登場は嬉しい発表ではないでしょうか。
そして、ブースの中央に展示されていたのが、Rock oNでも人気のDR-701D。DSLR用の音声レコーダーの真打ちとも言える製品。HDMIの入出力をもっているのがその魅力。カメラからのHDMIに外部に準備した高品位MicをエンベデッドしてVideo Recorderへ送る。DR-701D自体は、HDMIからクロック供給を受けることができ、Viedo Recorderと完全に尺の一致した音声データを収録することが可能になっています。
余談ですが、TASCAMの展示台の中には、過去の銘機がズラリ!!この中の機械にお世話になった方もおおいのではないでしょうか?昨年のInterBEEからTASCAMのブースはこのような懐かしい展示が有りますね。今年のInterBEEの展示も楽しみです!!
TASCAM
https://tascam.jp/
Writer : Yosuke
記事内に掲載されている価格は 2016年10月1日 時点での価格となります。
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