本サイトでの Cookie の使用について

閉じるボタン
head-love Created with Sketch. CREATOR
AES2018

20
Oct.2018
REPORT

AES 2018 Day3 : AoIP Technology Pavilion

2018AES_Day2_049

近年、急激な広がりを見せているネットワークオーディオ。今回のAES2018では、AoIP(Audio over IP)テクノロジーパビリオンとして特設区画が設けられていました。

Audinate

2018AES_Day2_053

言わずとしれたDanteの開発元です。会場内にも展示がありますが、こちらにもブースが出ていました。
会場のいたるところで見かけた「Dante SPOKEN HERE」の文字。
Danteの採用メーカーであることを示す看板なのですが、Audinate社の資料によると、このAES NY出展企業だけでも、38社(!)にも及ぶそうです。いかにDante採用機器が増えているかがわかりますね!

unspecified

※こちらはRupert Neve Design社で見かけたもの

RAVENNA

2018AES_Day3_090
以前からAES67完全準拠をアピールしているRAVENNA。
Video over IPの標準規格であるST2110がビデオに付随するオーディオ伝送にAES67を採用を発表したことから、「Now with ST2110!」の表記もありますね。

RIEDEL

2018AES_Day2_052
こちらは放送用ネットワーク機器の雄、RIEDEL。真っ赤なブースがひときわ目を引きます。
「RockNet」という独自のネットワークオーディオ規格もありますが、近年は映像も含めたネットワーク伝送システム製品に力を入れている会社です。

OCA

2018AES_Day3_075
オープンコントロールアーキテクチャ(OCA)は、ネットワークオーディオおよびビデオデバイスの制御、監視、および接続管理のための通信プロトコルアーキテクチャです。
AES70として標準化されています。

Telos Infinity

2018AES_Day2_054

Studio Technologies inc.

2018AES_Day3_074

パビリオン内ではAoIPに関連したセミナーも行われていました。

2018AES_Day2_051
2018AES_Day3_091

質疑応答でも参加者から次々と質問が飛んでいて、ネットワークオーディオへの関心度の高さが伺えました。

国内の放送局やスタジオでも徐々に採用が進み、ますます過熱するAoIP。
今後の動向にも目が離せませんね!

Writer.Takeuchi

記事内に掲載されている価格は 2018年10月20日 時点での価格となります。

最新記事ピックアップ

NAMM2025 : TOPPING Professional
中国の広州に本社があるオーディオ機器メーカーTOPPING。元々はリスニングオーディオの分野で高い技術力と開発実績を持っており、世界中から高い評価を得ているメーカーです。その約17年に渡る実績を経て、満を持して音楽制作関 [……
NAMM Show 2025 : Report!!!!!!!!
NAMM Show 2025 行ってきます!!! ReporterMorimoto ReporterSato Shota 怒涛の新製品ラッシュで盛り上がりを見せるNAMM Showがついに開催!今年はプロオーディオに精通 [……
NAMM2025 : MUSICUS
ありそうでなかったロフトベッド+防音室の組み合わせを発見! これは韓国発MUSICUSから発売されている、ロフトベッドの柱に沿って壁や天井に吸音材、遮音材を貼り付けるタイプの防音室です。 本製品は居住スペースの限られてる [……
NAMM2025:MNTRA
GPU処理で5次アンビソニックスまで対応のリバーブ!?MNTRAリビングスカイ登場! みなさんはNAMM2023で話題になったGPU Audioをご存知ですか?GPU Audioは、WindowsPCの外付けGPUやAp [……
NAMM2025 : Solid State Logic
SSLから新製品2種登場!さらにHarrisonからチャンネルストリップが登場! Solid State Logicブースには見慣れた製品が多く並ぶ中、新製品の展示もされておりました。 SSL 18は既存のSSL社のオー [……
NAMM2025 : Audiomovers
Audiomoversブースでは、現在開発中の OMNIBUS Windows版 のデモが行われていました。 これまで「Mac専用バーチャルパッチベイ」として、アプリケーション間とハードウェア入出力間でオーディオ信号を自 [……
NAMM2025 : BLACK LION AUDIO
BLACK LION AUDIOのブースでは、希少なハードウェアコンプを再現したLevel-Locや、48ポイントのTRSパッチベイPBR TRS³ LITをはじめとしたパッチベイ群が展示されていました。Level-Lo [……
NAMM2025 Adamson
1983年にカナダで設立されたメーカーAdamsonのブースでは、モニタースピーカーの新製品、MG10を展示! MG10は完全自己駆動の高性能デュアル10インチモニターラウドスピーカーです。 このMシリーズは重量やフット [……
NAMM2025 : AMS Neve
AMS Neve新製品88Cの詳細を特別インタビュー! AMS Neveからフラッグシップコンソールである88RSのチャンネルセクションにしようされているコンプレッサーを抜き取ったアウトボード88Cが登場です。 会場内で [……
NAMM2025 : KARNO
次世代のアナログプロセッサーSepiaを発見! 会場内にてドリンクバーのボタンのような展示を見つけ立ち寄ったところなかなか面白いデバイスを発見しました。 Sepiaはファミコンのカセットのようなものが1Uラックに6個刺さ [……
NAMM2025 : Focal
Focalからラージサイズのスタジオモニターが初登場! Focal Professionalから初のラージスピーカーが登場しました。 その昔KRKなどのラージサイズのユニットを製造するところからスタートしたFocal P [……
NAMM2025 ROLI
ROLIから新製品”Piano”が登場! コロナ前に日本でも販売されていたROLIから革新的な製品が登場です。 Airwaveという2個の赤外線カメラを搭載したハンドトラッキングデバイスと組み合わせることで、鍵盤から手を [……
Copyright © Media Integration, Inc. Rock oN Company