本サイトでの Cookie の使用について

閉じるボタン
head-love Created with Sketch. CREATOR
AES2019

19
Oct.2019
REPORT

AES 2019 Day3 : ダイジェスト1

373A2160

ついに3日間の展示を終えたAES NY 2019。その会場の熱気すべてをお伝えすることは出来ていませんが、ダイジェストにて、少しでもご紹介出来なかったブースの展示をご紹介いたします。

LUNDAHL

AES19DAY3-50

POPなブースが目を引くこちらのメーカーはLUNDAHL。FocusriteのREDシリーズや、今年のAESで発表となったtelefunkenのマイクなどが採用するハイエンドのトランスメーカー。トランスと言っても電源用ではなく、Input/Outputトランス。アナログ機器のバランス回路を受けるために使われているパーツです。これによりサウンドキャラクターが決定づけられると言っても過言ではないパーツとなります。
LUNDAHL
https://www.lundahltransformers.com/

TAC system

AES19DAY3-30

そして、日本から参加のTACsystem。高機能なモニターコントローラーVMC-102を展示しています。内部32busを持つこの製品、イマーシブオーディオ環境構築には、なくてはならない製品です。日本コック内のコミュニケーションシステムなど独自のニーズにしっかりと応える製品であるのも魅力の一つです。
TAC system
http://www.tacsystem.com/

Access Analog

AES19DAY3-7

いつもガチャガチャ、機械の動作音のしているこちらのブース何を作っているメーカーかというと

AES19DAY3-12
AES19DAY3-17
AES19DAY3-22

このようなアナログアウトボードを、DAW上のプラグインからコントロールするという「リアルアナログ・プラグイン」を作っているメーカー。ガチャガチャ言っていたのば、ボタンを叩くハンマーの音。サーボにより、ツマミを回し、ハンマーでボタンをプッシュ。リコールが出来るという意味においても面白い製品です。サーボと、ハンマーで機器のフェイスがほとんどわかりませんが、上段がSSL XLogic Compresser、下段がEmpirical LabのEL8-X Distresserですね。
Access Analog
https://accessanalog.com/

Nugen Audio

AES19DAY3-25

AES NYでの新製品は、SIG MODのアップデート。あると便利なちょっとしたアイディが詰め込まれたSIG MOD。MS processや、MONOなど、ありそうでない機能を詰め込んだこちらの製品の使い勝手の向上のためのプリセット機能などが追加されています。
Nugen Audio
https://nugenaudio.com/

Pultec

AES19DAY3-38

完全復刻と言っても良い形で復活を遂げたPultec。やはり伝説とも言えるそのサウンドは今でも必要とされつずけています。常に、誰かが視聴をしていて、結局最後まで機械が隠れたこんな写真しか取れていません。人気の高さを感じますね。

AES19DAY3-31

Pultec
https://www.pulsetechniques.com/

Mara

AES19DAY3-48

ヴィンテージアナログテープレコーダーを復活させるこのメーカー。筐体は、オリジナルのまま、修理不能となっているアンプ部分の基盤と、メカ関係を提供しています。

AES19DAY3-60
AES19DAY3-58
AES19DAY3-65


Mara
https://maramachines.com/

Usefularts

AES19DAY3-9

ALL-TUBEのマイクプリを作る同社。Colorつまみを備え、倍音の付加を調整できるようになっているのが特徴的。Dual ChannelのSFP-60とSingle ChannelのSFP-30、そしてDIというラインナップ。EF-806を入力段に、ゲインステージには、2本のECC82 / 12AX7を使用しています。IN/OUTトランスには、CineMag性を採用と妥協のない設計。SFP-60は$3499、デスクトップタイプとなるSFP-30は$1299という定価設定。

AES19DAY3-6

Usefularts
https://www.usefulartsaudio.com/

Daking Audio

373A2185

長年に渡り、高品位なアウトボードをリリースする同社。パネルにもあるように25周年。なんとコンソールを作って展示されていました。このようにアナログコンソールの展示が数多く行われているのはAES SHOWならではですね。
373A2186

Daking Audio
http://www.daking.com/

Rupert Neve Design

373A2195

日本でも高い人気のRUpert Neve Design。こちらのブースにもアナログコンソールが鎮座します。5088というこれまでにもあった製品なのですが、5000シリーズのモジュールではなく、Shelfordシリーズが入ったコンソールを持ち込んでいました。

373A2196
373A2197


Rupert Neve Design
https://rupertneve.com/

Dynaudio

373A2340

しばらく、経営が変わったりと落ち着かなかったDyanudioですが、このように、復活した姿を見せてくれています。モニタースピーカーとしてGenelecと人気を二分する時期もあっただけにこれからの再出発に期待したいですね。

373A2341
373A2345


Dynaudio
https://dynaudio.jp/

Aaton Digital

373A2349

ハリウッドを始めとする世界中の映画の現場録音に活躍するAatonのフィールドレコーダー。しばらく国内に代理店がない状況が続いていましたが、今年から正規輸入が再開しています。値段は、さすがAatonといったところですが、コンパクトな筐体にフェーダーを備えDanteやAESの入力を備えるという完全にフルスペックの製品。

373A2350
373A2352


Aaton Digital
https://www.aaton.com/

PMC

373A2380

PMCのブースは、何やらスッキリとした雰囲気。これには理由があり、セミナーを積極的に行っており、展示はおまけで話を聞きに来てほしいという姿勢。Rock oNでもResult6が人気モデルとなっています。英国BBCお墨付きの同社。是非とも一度試してほしい高い性能を誇るモニタースピーカーメーカーです。

373A2381

PMC
https://www.pmc-speakers.com/

Audio Alchemist

373A2385

こちらのブースには、Dengurus Music、Manlay,Phonix Audioが展示されています。アメリカで高い人気のメーカーがなかなか素敵なですっくんいきれいに収まっての展示。こんな作業デスクがほしい!!と思った方もいるのではないでしょうか?
このデスクは、JamRacksというメーカーのもの。きれいな木目のデスクが印象的ですね。

373A2387
https://www.jamracks.com/
Audio Alchemist
http://www.audioalchemist.com/

Writer. Yousuke

記事内に掲載されている価格は 2019年10月19日 時点での価格となります。

最新記事ピックアップ

NAMM2025 : TOPPING Professional
中国の広州に本社があるオーディオ機器メーカーTOPPING。元々はリスニングオーディオの分野で高い技術力と開発実績を持っており、世界中から高い評価を得ているメーカーです。その約17年に渡る実績を経て、満を持して音楽制作関 [……
NAMM Show 2025 : Report!!!!!!!!
NAMM Show 2025 行ってきます!!! ReporterMorimoto ReporterSato Shota 怒涛の新製品ラッシュで盛り上がりを見せるNAMM Showがついに開催!今年はプロオーディオに精通 [……
NAMM2025 : MUSICUS
ありそうでなかったロフトベッド+防音室の組み合わせを発見! これは韓国発MUSICUSから発売されている、ロフトベッドの柱に沿って壁や天井に吸音材、遮音材を貼り付けるタイプの防音室です。 本製品は居住スペースの限られてる [……
NAMM2025:MNTRA
GPU処理で5次アンビソニックスまで対応のリバーブ!?MNTRAリビングスカイ登場! みなさんはNAMM2023で話題になったGPU Audioをご存知ですか?GPU Audioは、WindowsPCの外付けGPUやAp [……
NAMM2025 : Solid State Logic
SSLから新製品2種登場!さらにHarrisonからチャンネルストリップが登場! Solid State Logicブースには見慣れた製品が多く並ぶ中、新製品の展示もされておりました。 SSL 18は既存のSSL社のオー [……
NAMM2025 : Audiomovers
Audiomoversブースでは、現在開発中の OMNIBUS Windows版 のデモが行われていました。 これまで「Mac専用バーチャルパッチベイ」として、アプリケーション間とハードウェア入出力間でオーディオ信号を自 [……
NAMM2025 : BLACK LION AUDIO
BLACK LION AUDIOのブースでは、希少なハードウェアコンプを再現したLevel-Locや、48ポイントのTRSパッチベイPBR TRS³ LITをはじめとしたパッチベイ群が展示されていました。Level-Lo [……
NAMM2025 Adamson
1983年にカナダで設立されたメーカーAdamsonのブースでは、モニタースピーカーの新製品、MG10を展示! MG10は完全自己駆動の高性能デュアル10インチモニターラウドスピーカーです。 このMシリーズは重量やフット [……
NAMM2025 : AMS Neve
AMS Neve新製品88Cの詳細を特別インタビュー! AMS Neveからフラッグシップコンソールである88RSのチャンネルセクションにしようされているコンプレッサーを抜き取ったアウトボード88Cが登場です。 会場内で [……
NAMM2025 : KARNO
次世代のアナログプロセッサーSepiaを発見! 会場内にてドリンクバーのボタンのような展示を見つけ立ち寄ったところなかなか面白いデバイスを発見しました。 Sepiaはファミコンのカセットのようなものが1Uラックに6個刺さ [……
NAMM2025 : Focal
Focalからラージサイズのスタジオモニターが初登場! Focal Professionalから初のラージスピーカーが登場しました。 その昔KRKなどのラージサイズのユニットを製造するところからスタートしたFocal P [……
NAMM2025 ROLI
ROLIから新製品”Piano”が登場! コロナ前に日本でも販売されていたROLIから革新的な製品が登場です。 Airwaveという2個の赤外線カメラを搭載したハンドトラッキングデバイスと組み合わせることで、鍵盤から手を [……
Copyright © Media Integration, Inc. Rock oN Company