おなじみのバンを挟んで2つの机で、マイクの視聴が出来るようになっているtelefunkenブース。AES NY 2019ではALCHEMY SERIESと呼ばれる新しいラインナップが登場しました。telefunkenにとっては、ミドルグレードに当たるラインナップとなります。
こちらが、ALCHEMYシリーズの中でもトップモデルとなるTF51。ELAM 251 / C12を意識したモデルとなっているとのこと。ALCHEMYシリーズは、すべて真空管マイクとなっています。モデルにより使用する真空管、マイクカプセルもそれぞれ異なり、かなりキャラクターが異なるシリーズとなります。
こちらのTF51はCK12カプセルに真空管6072Aが採用され、高域にキャラクターをもたせたELA M251Eを意識した設計。
ALCHEMYシリーズは4機種が同時に登場しており、TF51の他には、TF47、TF39、TF29というラインナップになります。
TF47はu47を意識した設計となっており、K47スタイルのマイクカプセルにデッドストック品の真空管5840Wを採用するというこだわりの仕様。
TF39はu67を意識した設計でK67スタイルのマイクカプセルにこちらもデッドストック品の5654W真空管が採用されています。トランスには、Lundahl LL1935を採用とやはりこだわりの強い設計です。
TF29はTF39の単一指向限定版。TF29以外は、単一指向、双指向、無指向の切り替え付きです。しっかりとその実力をテストしたい製品の登場ですね!
Writer. Yousuke
telefunken
https://www.telefunken-elektroakustik.com/
記事内に掲載されている価格は 2019年10月19日 時点での価格となります。
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