本サイトでの Cookie の使用について

閉じるボタン
head-love Created with Sketch. CREATOR
AES2017

19
Oct.2017
REPORT

AES 2017 : Day1 Focusrite


AES 2017 by Rock oN

AES 2017 by Rock oNAES 2017 by Rock oNAES 2017 by Rock oN
AES 2017 by Rock oNAES 2017 by Rock oNAES 2017 by Rock oN


AES 2017 Focusrite

AES 2017にて『Focusrite Prodivision』発足のアナウンスを行ったFocusrite。

AES 2017 Focusrite
昨年のTim Carol氏のCEO電撃就任から、VP Global Salesに同じく元AvidのRichard Nevens氏が就任。

リッチ氏曰く『Focusrite Proはワークフローや設備をAoIPインフラに移行する際に、販売前と販売後の両方でプロフェッショナルなオーディオクライアントと連携することを目指しています。』とのこと。

Pro DivisionはRed interfaceからDante接続のRedNET各種、そしてISAマイクプリアンプをプロダクトレンジとし、セールス&マーケティングを実施する専門部隊です。先日のIBCでも強力な「REDNET X2P」「Red 16Line」という2機種の新製品をリリースしました。

AES 2017 Focusrite

interfaceラインでは既存のFocusrite Red 4Pre / 8Preに続き、16Lineが新登場。

この型番を見るとMic Preは搭載されていないように感じますが、2chのMic Preが確保されているのもポイント。アナログI/Oを拡張して更に大きな規模のシステムにフィットする製品となっています。またこの製品からThunderbolt3の搭載となり、最新のソリューションとの親和性も高くなっています。それ以外の同シリーズの美点は全て受け継ぎ、DigiLink PortによるPro Tools HDシステムとのダイレクトなインテグレーション豊富なAES端子などはそのままです。

AES 2017 Focusrite

REDNETソリューションの新製品となり、Red 4Preと同じクラスのMic Preを2ch搭載した新製品X2P。これによりCue Box兼Audio I/Oとして全てをAoIPでのシステムアップの際に、マイクの直近でのDante Networkへのシグナルの送り込みを実現します。
それ以外にも将来の拡張性を考えてDanteのコンパクトなInterfaceとしてもいいですし、仕込み・エディット用の端末としても面白い製品だと思います。Focusriteは海外での大規模なシステムソリューションの案件を数多く持ち、そういった顧客からのリクエストを活かした製品開発が行われていることが感じられる新製品です。

将来的にDanteからThunderboltなどに変換などが可能になればモバイルシステムや個人での利用も可能となるだけでに、この辺りの発展にも期待したいところです。現状バーチャルDante接続環境はレコーディングに推奨は難しいレイテンシー環境となっており、Danteカード自体も高価。非常に面白い製品ですので柔軟性ある進化にも期待したいですね。

Focusrite
https://global.focusrite.com/

Writer.Takemoto

記事内に掲載されている価格は 2017年10月19日 時点での価格となります。

最新記事ピックアップ

NAMM2025 : TOPPING Professional
中国の広州に本社があるオーディオ機器メーカーTOPPING。元々はリスニングオーディオの分野で高い技術力と開発実績を持っており、世界中から高い評価を得ているメーカーです。その約17年に渡る実績を経て、満を持して音楽制作関 [……
NAMM Show 2025 : Report!!!!!!!!
NAMM Show 2025 行ってきます!!! ReporterMorimoto ReporterSato Shota 怒涛の新製品ラッシュで盛り上がりを見せるNAMM Showがついに開催!今年はプロオーディオに精通 [……
NAMM2025 : MUSICUS
ありそうでなかったロフトベッド+防音室の組み合わせを発見! これは韓国発MUSICUSから発売されている、ロフトベッドの柱に沿って壁や天井に吸音材、遮音材を貼り付けるタイプの防音室です。 本製品は居住スペースの限られてる [……
NAMM2025:MNTRA
GPU処理で5次アンビソニックスまで対応のリバーブ!?MNTRAリビングスカイ登場! みなさんはNAMM2023で話題になったGPU Audioをご存知ですか?GPU Audioは、WindowsPCの外付けGPUやAp [……
NAMM2025 : Solid State Logic
SSLから新製品2種登場!さらにHarrisonからチャンネルストリップが登場! Solid State Logicブースには見慣れた製品が多く並ぶ中、新製品の展示もされておりました。 SSL 18は既存のSSL社のオー [……
NAMM2025 : Audiomovers
Audiomoversブースでは、現在開発中の OMNIBUS Windows版 のデモが行われていました。 これまで「Mac専用バーチャルパッチベイ」として、アプリケーション間とハードウェア入出力間でオーディオ信号を自 [……
NAMM2025 : BLACK LION AUDIO
BLACK LION AUDIOのブースでは、希少なハードウェアコンプを再現したLevel-Locや、48ポイントのTRSパッチベイPBR TRS³ LITをはじめとしたパッチベイ群が展示されていました。Level-Lo [……
NAMM2025 Adamson
1983年にカナダで設立されたメーカーAdamsonのブースでは、モニタースピーカーの新製品、MG10を展示! MG10は完全自己駆動の高性能デュアル10インチモニターラウドスピーカーです。 このMシリーズは重量やフット [……
NAMM2025 : AMS Neve
AMS Neve新製品88Cの詳細を特別インタビュー! AMS Neveからフラッグシップコンソールである88RSのチャンネルセクションにしようされているコンプレッサーを抜き取ったアウトボード88Cが登場です。 会場内で [……
NAMM2025 : KARNO
次世代のアナログプロセッサーSepiaを発見! 会場内にてドリンクバーのボタンのような展示を見つけ立ち寄ったところなかなか面白いデバイスを発見しました。 Sepiaはファミコンのカセットのようなものが1Uラックに6個刺さ [……
NAMM2025 : Focal
Focalからラージサイズのスタジオモニターが初登場! Focal Professionalから初のラージスピーカーが登場しました。 その昔KRKなどのラージサイズのユニットを製造するところからスタートしたFocal P [……
NAMM2025 ROLI
ROLIから新製品”Piano”が登場! コロナ前に日本でも販売されていたROLIから革新的な製品が登場です。 Airwaveという2個の赤外線カメラを搭載したハンドトラッキングデバイスと組み合わせることで、鍵盤から手を [……
Copyright © Media Integration, Inc. Rock oN Company